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着物あとさき(青木玉 著)
☆2025.1.18 再掲
母・幸田文の没後十年を経て著者は、残された着物を手直しし、自分なりに着こなしてみようと思い立つ。その過程で、着物を甦らせる様々な職人の工房を訪ね歩き、細かい手作業の奥深さに魅了されていく──。
「着物のいのち」を世代を越えて愛着をもって受け継いでいく悦びを伝える、「幸田文の箪笥の引き出し」の続編ともいえる一冊。カラー写真、多数掲載。
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ここ左女牛井(さめがい)工房のご主人は京友禅のさまざまな技法を身につけ、染色の工房を持って後進を育て、卸も手がけるという、幅のある方だそうだ。(略)
黒留袖を拡げると、とみこうみしてご主人は「ほうー、面白いもんやな、お宅のお母さんは、ここに自分で色を挿さはったんやね」と親しげに笑った。
(「とりあへずの箱」より)
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◎Contents
とりあへずの箱
透かない単衣
蠟たたき
墨流し
春を待つ
着ぬいた末
順送り
洗い張り
色移る
雪晒し
白に還る
絹の表情
お召機
帯あれこれ
福を着る
「きもの」のことなど―あとがきにあけて
解説:檀ふみ
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:新潮文庫
□date of issue:2009年初版
□size:15x10.5cm
□page:198
□condition:経年なり・普通 カバースレ少傷み
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
母・幸田文の没後十年を経て著者は、残された着物を手直しし、自分なりに着こなしてみようと思い立つ。その過程で、着物を甦らせる様々な職人の工房を訪ね歩き、細かい手作業の奥深さに魅了されていく──。
「着物のいのち」を世代を越えて愛着をもって受け継いでいく悦びを伝える、「幸田文の箪笥の引き出し」の続編ともいえる一冊。カラー写真、多数掲載。
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ここ左女牛井(さめがい)工房のご主人は京友禅のさまざまな技法を身につけ、染色の工房を持って後進を育て、卸も手がけるという、幅のある方だそうだ。(略)
黒留袖を拡げると、とみこうみしてご主人は「ほうー、面白いもんやな、お宅のお母さんは、ここに自分で色を挿さはったんやね」と親しげに笑った。
(「とりあへずの箱」より)
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◎Contents
とりあへずの箱
透かない単衣
蠟たたき
墨流し
春を待つ
着ぬいた末
順送り
洗い張り
色移る
雪晒し
白に還る
絹の表情
お召機
帯あれこれ
福を着る
「きもの」のことなど―あとがきにあけて
解説:檀ふみ
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:新潮文庫
□date of issue:2009年初版
□size:15x10.5cm
□page:198
□condition:経年なり・普通 カバースレ少傷み
» 随筆・エッセイ
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