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素敵なダイナマイトスキャンダル(末井昭 著)

素敵なダイナマイトスキャンダル(末井昭 著)
雑誌『ウイークエンドスーパー』『写真時代』を立ち上げ、写真家・荒木経惟とタッグを組んで80年代のサブカルチャーを牽引した、編集者・末井昭。

幼少期に母親が隣家の息子とダイナマイト爆発心中するという衝撃の過去をはじめ、波瀾万丈の半生をつまびらかに語る自伝的エッセイ。

2018年に柄本佑、尾野真千子主演で映画化されている。
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芸術は爆発だったりすることもあるのだが、僕の場合、お母さんが爆発だった。
最初は派手なものがいいと思って、僕の体験の中で一番派手なものを書いているのであるが、要するに僕のお母さんは、爆発して死んでしまったのである。

(「お母さんは爆発だ」より)
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◎Contents
▶︎Act 1:お母さんは爆発だ
 お母さんは爆発だ
 工場はナウかった
 おぼこ娘のキノコ狩り
 金文字のビンボー
 ロマンス通りの看板屋
▶︎Act 2:ニューセルフ マイセルフ チャンス
 エロ本事始め
 嗚呼!栄光の『NEW SELF』
 登場したツワモノたち
 射精産業専門誌
 エロ本危機一発
▶︎Act 3:ウイークエンド・スーパー主義
 ウイークエンド・スーパーマン
 私的荒木経惟論序説
 なつかしのノーパン喫茶
 桜田門外の変遷
▶︎Act 4:写真時代の時代
 写真時代秘話
 荒木経惟論
 末井昭のオツカレ日記
 実録ウシゴメケーサツ
▶︎Act 5:HAND-JOE談
 HAND-JOEはマッサージ師だ
 水戸黄門は世界のアイドル
 サキソフォーンとストリーキング

カンヅメの王者──終りに
あとがき(上杉清文)
そのまた終りに
解説:末井昭は、意味から吹き飛ばされた(栗本慎一郎)
 *
そのまた終りの終りに
解説:枯淡の境地、侘寂の微風(花村萬月)

本文中イラスト:蛭子能収
カバーデザイン:祖父江慎

ソフトカバー ダストカバー
□publisher:ちくま文庫
□date of issue:1999年 初版
□size:15x10.5cm
□page:256
□condition:経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ
小口点茶シミ

» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/132666
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