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菊の雨(内田百閒 著)- 旺文社文庫 全作品集
百閒の遺志に従い「旧仮名遣い」を用いて、昭和54年から59年まで刊行された旺文社文庫〈特別企画〉全作品集より。
本名内田榮造、またの名を百鬼園先生、フオン・ジヤリヴー、哈八入道、土手之都、志道山人、志保屋榮造。この七つの「またの名」が一堂に集まり、百間氏を司会者に座談会を開く「七体百鬼園」ほか。
何とも人を喰った諧謔味を堪能できる、百鬼園文集。昭和14年刊行。
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志保屋榮造「しかし腹加減は兎に角として死ぬのはいやだな」
土手之都「いやでも必ず死にますよ。古来死ななかつた試しがない」
哈八入道「さうなると、今度は何病で死ぬかと云ふことを考へて見るのも楽しみの一つだ」
百鬼園「その次は何に生まれ変はるかと云ふ楽しみもある。しかし松の木なんかに生まれ変はつて、一生何百年もの間、土手の上にぼんやり立つているのはいやだな」
(「七体百鬼園」より)
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◎Contents
菊の雨
紹介状
素絹
五百羅漢
舞台稽古
百圓札
布哇の弗
希夷公
馬食會
廊下
師走の琴
断章
夢獅山房
澁抜き
腰辧の辯
飛行場の写真屋
四軒長屋
教員室
片腕
居留守
悪巫山戯
河原鶸
宿酲
鎌倉丸周遊 {波光漫筆
入船の記
三ノ宮の乞食
風穴
窮屈
牛乳
チース
漱石断片
下宿屋の正月
己卯三ヶ月
鶴龜
新礼法
散在将棋
映画放談
野球放談
俳句放談
空點房
青木先生
フローレンツ博士
夜船
七体百鬼園
南山壽
解説:安岡章太郎
「菊の雨」雑記:平山三郎
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:旺文社文庫
□date of issue:1982年 初版
□size:15x11cm
□page:251
□condition:経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ傷み
三方ヤケ 小口シミ
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
本名内田榮造、またの名を百鬼園先生、フオン・ジヤリヴー、哈八入道、土手之都、志道山人、志保屋榮造。この七つの「またの名」が一堂に集まり、百間氏を司会者に座談会を開く「七体百鬼園」ほか。
何とも人を喰った諧謔味を堪能できる、百鬼園文集。昭和14年刊行。
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志保屋榮造「しかし腹加減は兎に角として死ぬのはいやだな」
土手之都「いやでも必ず死にますよ。古来死ななかつた試しがない」
哈八入道「さうなると、今度は何病で死ぬかと云ふことを考へて見るのも楽しみの一つだ」
百鬼園「その次は何に生まれ変はるかと云ふ楽しみもある。しかし松の木なんかに生まれ変はつて、一生何百年もの間、土手の上にぼんやり立つているのはいやだな」
(「七体百鬼園」より)
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◎Contents
菊の雨
紹介状
素絹
五百羅漢
舞台稽古
百圓札
布哇の弗
希夷公
馬食會
廊下
師走の琴
断章
夢獅山房
澁抜き
腰辧の辯
飛行場の写真屋
四軒長屋
教員室
片腕
居留守
悪巫山戯
河原鶸
宿酲
鎌倉丸周遊 {波光漫筆
入船の記
三ノ宮の乞食
風穴
窮屈
牛乳
チース
漱石断片
下宿屋の正月
己卯三ヶ月
鶴龜
新礼法
散在将棋
映画放談
野球放談
俳句放談
空點房
青木先生
フローレンツ博士
夜船
七体百鬼園
南山壽
解説:安岡章太郎
「菊の雨」雑記:平山三郎
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:旺文社文庫
□date of issue:1982年 初版
□size:15x11cm
□page:251
□condition:経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ傷み
三方ヤケ 小口シミ
» 随筆・エッセイ
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