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kotoba No. 47「特集:ゴッドファーザー 」- 2022年春号

kotoba No. 47「特集:ゴッドファーザー 」- 2022年春号
マフィアという犯罪組織を描いた映画であることを超えて、アメリカ人の精神構造に影響を与える「古典」となったともいわれる『ゴッドファーザー』。

第一作の公開50周年を機に、 その魅力を多角的に掘り下げ、言葉を尽くして論じたムック本。

フランシス・フォード・コッポラ監督、アル・パチーノへのインタビューが巻頭に掲載され、自らの運命を大きく変えることになった作品への想いを語っている。
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そうしたことが重なって、『ゴッドファーザーPART3』と呼ばれるたびに腹が立っていたよ。どうして(当初案の)『マイケル・コルレオーネの最期』じゃダメなのかとね。まさにそういう映画なのに。それはマイケルの真の意味での死についての映画だった。(略)
死とは無だ。苦しいのは愛する人が死んだときだ。マイケルには苦しんでほしかった。多くの人命を奪う仕事なんて、それ以上に最低のものはない。

(「インタビュー:フランシス・フォード・コッポラ」より)
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◎Contents
■特集:ゴッドファーザー
 インタビュー:フランシス・フォード・コッポラ
 インタビュー:アル・パチーノ
『ゴッドファーザー』と世界の出来事(濱口英樹)
▶︎PART1 ゴッドファーザーを読み解く
 ゴッドファーザーとシチリア(大岡玲)
『ゴッドファーザー』と『北の国』から(内田樹)
 汲めども尽きない旧世界の井戸(芝山幹雄)
 マフィア帝国の興亡(町山智浩)
 名セリフから観るゴッドファーザー(マーク・ピーターセン)
 アメリカの物語としてのゴッドファーザー(藤原帰一)
 娯楽か芸術か(津上英輔)
▶︎PART2 ゴッドファーザーを愉しむ
 ゴッドファーザーを愛する理由(ロバート・ハリス、ピーター・バラカン)
 監督目線で見た「二人のドン」の物語(渡辺信一郎)
 マフィアとスーツ(中野香織)
 ゴッドファーザーの食卓(後藤晴彦)
 三部作に張りめぐらされた音楽の連接(長谷川町蔵)
 移民としてのゴッドファーザー(新元良一)
 犯罪組織を描いた映画(馬飼野元宏)
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▶︎kotobaの人
 音楽家として目指す先(反田恭平)
▶︎連載
 写真を読む(大岡玲)
 美を凝視する(山下裕二)
 日本はどこで道を誤ったか(山口二郎)
 デジタル時代の恐竜学(河部壮一郎)
 ことばで寄り添う(永田和宏、垣添忠生)
 資本主義の超克(水野和夫)
 物理学者のすごい日常(橋本幸士)
 我々の死者(を超えて)(大澤真幸)
 ことばの番人(高橋秀実)
 日本語「深読み」のススメ(阿部公彦)
 吾も老の花(阿川佐和子)
 未来を語る人(大野和基)
 時代うた―詞人のことば(葉月けめこ)
 おほことば(おほしんたろう)
▶︎kotobaの森
 著者インタビュー『いつもの言葉を哲学する』(古田徹也)
 悠久のコトバ(大村次郷)
 人は何を食べてきたか(山口進)
 映画の台詞(町山智浩)

絶版または版元品切れ
ソフトカバー 
□publisher:集英社
□date of issue:2022年
□size:25.8x18.2cm
□page:225
◎経年なり・良好

» 写真・映像・その他
https://narda.thebase.in/categories/1326661
¥2,200 SOLD OUT

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