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抱擁(日野啓三 著、落田洋子 カバー画)
☆2024.6.1再掲
作家の心象を外界に投影する「私小説」の枠組みから完全に離陸し、日野啓三のターニングポイントとなった野心作。
1982年に第10回泉鏡花文学賞を受賞した単行本の文庫化。落田洋子のカバー絵が、物語の世界と静かに響き合う。
「いかなる意味でも作者は、その影さえも、この物語の中にはいない。彼はいわば神として、登場人物の運命を駆動する力として、物語の外にいる」(「解説」池澤夏樹 より)
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大都会のまんなかに静かに佇む洋館に心引かれ導かれた私は、その一室で幻想的な少女、霧子と出会う。身を固く包んで口さえ開こうとしない霧子に、私の興味はふくらむ。そしていくどかの奇妙な触れ合いの末に、霧子の心は徐々に開かれてゆく……。泉鏡花賞に輝くロマネスク長篇小説。
(「カバー裏紹介文」より)
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◎Contents
第一章 洋館
第二章 少女
第三章 白夜
第四章 洪水
解説:池澤夏樹
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:集英社文庫
□date of issue:1987年 2刷(1987年 初版)
□size:15.4x10.8cm
□page:280
□condition:経年なり・普通 ヤケスレ汚れ傷み 背ヤケ褪色
» 小説
https://narda.thebase.in/categories/1326662
作家の心象を外界に投影する「私小説」の枠組みから完全に離陸し、日野啓三のターニングポイントとなった野心作。
1982年に第10回泉鏡花文学賞を受賞した単行本の文庫化。落田洋子のカバー絵が、物語の世界と静かに響き合う。
「いかなる意味でも作者は、その影さえも、この物語の中にはいない。彼はいわば神として、登場人物の運命を駆動する力として、物語の外にいる」(「解説」池澤夏樹 より)
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大都会のまんなかに静かに佇む洋館に心引かれ導かれた私は、その一室で幻想的な少女、霧子と出会う。身を固く包んで口さえ開こうとしない霧子に、私の興味はふくらむ。そしていくどかの奇妙な触れ合いの末に、霧子の心は徐々に開かれてゆく……。泉鏡花賞に輝くロマネスク長篇小説。
(「カバー裏紹介文」より)
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◎Contents
第一章 洋館
第二章 少女
第三章 白夜
第四章 洪水
解説:池澤夏樹
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:集英社文庫
□date of issue:1987年 2刷(1987年 初版)
□size:15.4x10.8cm
□page:280
□condition:経年なり・普通 ヤケスレ汚れ傷み 背ヤケ褪色
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