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新婦人(表紙:宇野亜喜良)安井かずみ、戸川昌子、日向あき子 - 1966年9月号

新婦人(表紙:宇野亜喜良)安井かずみ、戸川昌子、日向あき子 - 1966年9月号
☆2024.5.1 再掲
『新婦人』は、1946年に創刊された、生け花の池坊学園による「花と暮しの教養雑誌」と銘打たれた女性雑誌。

1950年代に杉浦康平がアートディレクターとなり、美術、文学、音楽、映画など、当時の最先端のカルチャーをフューチャーする雑誌へと内容を一新。1961年から66年まで、宇野亜喜良が表紙を担当し、鈴木恒夫の写真とのコラボレーションを展開しています。

この号では、暮らしを彩る文化としての「あかり」特集が組まれ、モダンアートのような照明の数々とエッセイを掲載。その他、戸川昌子、楠トシエ、富永一朗らがユニークな職歴を語る「私の履歴書」という興味深い企画も。

執筆:安井かずみ、岸田衿子、白石かずこ、牧羊子、日向あき子 ほか
目次レイアウト:横尾忠則
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よく停電があって、タイプライターの上にローソクを立て、一人で夜遅くまでパチパチと仕事をしていたことを覚えている。(略)
今、考えてみると、よく喧嘩をしたり、上司に反抗したりする非模範的なBGだったけれど、こうして何年かぶりかでよきパートナーであったタイプライターの前に坐ってみると、あの頃の辛かったことも苦しかったことも全て消えてしまう。

(「タイピスト→作家」戸川昌子 より)
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◎Contents
池坊古典名作選・池坊専定と吉野武臣
村まつり(金子霞璋)
待宵(市村春甫)
黄色い太陽・ひまわり
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特集:あかり
 あかりよもやま(渡辺曙)
 暮らしのなかの照明(加地清二)
 白夜とあかりのデザイン(鈴木庄吾)
 人とあかりと(武者小路規子)
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わたしの履歴書
 戸川昌子(タイピスト→作家)
 楠トシエ(銀行員→歌手)
 富永一朗(炭屋→漫画家)
寸借・九段界隈・水兵さんとビートルズ
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訪ねる・吾妻兼治郎(小川正隆)
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花言葉のロマンス・ツゲ(春山行夫)
花とわたし・四ツ谷駅と花壇(吉田忠雄)
花をうたう・ライラック(岸田衿子)
お茶の間トピックス・男の貯金について(安井かずみ)
私の好きな東京の街・神田明神(牧羊子)
それはある日でした・ファン(白石かずこ) ほか

絶版または版元品切れ
ソフトカバー
□publisher:文化実業社
□date of issue:1966年9月
□size:25.8x18.2cm
□page:216
□condition:経年なり・普通 ヤケスレ汚れ傷み 表紙小剥がれ傷み 背ヨレ
¥2,500

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※この商品は送料無料です。

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