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私の梅原龍三郎（高峰秀子 著、梅原龍三郎 カバー画）
昭和24年に絵画サークル「チャーチル会」で出会って以来、40年近く親交を結んだ洋画界の巨匠・梅原龍三郎の素顔と、その規格外の魅力を綴ったエッセイ集。
自宅の建て替えに際して、大量に出てきた梅原龍三郎とのスナップ写真を眺めるうちに、「さながら画伯の生きた歴史をみるようで」「うやむやに散じてしまうのがたまらなく淋しく」なり、本書の執筆を思い立ったと巻頭に記されている。
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いつもながらの梅原先生の突飛な話題に、私もだんだん馴れてきて、ちっとやそっとのことではビックリしなくなったが、昭和三十三年、カンヌからのお便りの中に、先生が本物のライオンの仔をしたがえてポーズをとっているこの写真が入っていたのには、久し振りにビックリした。
たぶん、街の写真屋の「さあさあ、ライオンと記念撮影はいかがです」のくちなのだろうけど、いたずら好きの梅原先生のちょっと気取った表情が、子供のように愛らしくて、私の大好きな写真である。
（「ライオン」より）
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◎Contents
はじめに
仏壇コーナー
初対面
カニ
眼玉
色鉛筆画
雨の日の画
習作
小さな椅子
チュイレリー公園の木
「果物図」
アトリエ
文鳥
サイン
二十五分の画
絵の具の匂い
カマボコ夫人
和服
帯枕
手紙はヘドロ
スカンピンのからまわり
愛の告白
ふろしきスカーフ
鳩のロースト
ピカソ
グレコの絵
天衣無縫
中国料理
酒豪
中国服
名哲会
もてなし
ライオン
絵の値段
段ボールの絵
手料理
一匹狼
アルコール
御祝儀
爪
獅子喰い
虹彩炎
ハワイ
チップ
律儀
マリー・アントワネット
コマンドール
胸像
飛び入り
意志
あいさつ
お誕生日
オナラ
孤独
千鳥足
蛇の話
バラの花
不安
十五分の画
自殺の話
夢
終幕
解説：川本三郎
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher：文春文庫
□date of issue：1997年 初版
□size：15x10.5cm
□page：283
□condition：経年なり・普通 カバースレ汚れ
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
自宅の建て替えに際して、大量に出てきた梅原龍三郎とのスナップ写真を眺めるうちに、「さながら画伯の生きた歴史をみるようで」「うやむやに散じてしまうのがたまらなく淋しく」なり、本書の執筆を思い立ったと巻頭に記されている。
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いつもながらの梅原先生の突飛な話題に、私もだんだん馴れてきて、ちっとやそっとのことではビックリしなくなったが、昭和三十三年、カンヌからのお便りの中に、先生が本物のライオンの仔をしたがえてポーズをとっているこの写真が入っていたのには、久し振りにビックリした。
たぶん、街の写真屋の「さあさあ、ライオンと記念撮影はいかがです」のくちなのだろうけど、いたずら好きの梅原先生のちょっと気取った表情が、子供のように愛らしくて、私の大好きな写真である。
（「ライオン」より）
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◎Contents
はじめに
仏壇コーナー
初対面
カニ
眼玉
色鉛筆画
雨の日の画
習作
小さな椅子
チュイレリー公園の木
「果物図」
アトリエ
文鳥
サイン
二十五分の画
絵の具の匂い
カマボコ夫人
和服
帯枕
手紙はヘドロ
スカンピンのからまわり
愛の告白
ふろしきスカーフ
鳩のロースト
ピカソ
グレコの絵
天衣無縫
中国料理
酒豪
中国服
名哲会
もてなし
ライオン
絵の値段
段ボールの絵
手料理
一匹狼
アルコール
御祝儀
爪
獅子喰い
虹彩炎
ハワイ
チップ
律儀
マリー・アントワネット
コマンドール
胸像
飛び入り
意志
あいさつ
お誕生日
オナラ
孤独
千鳥足
蛇の話
バラの花
不安
十五分の画
自殺の話
夢
終幕
解説：川本三郎
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher：文春文庫
□date of issue：1997年 初版
□size：15x10.5cm
□page：283
□condition：経年なり・普通 カバースレ汚れ
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
