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季刊 食の雑誌:あさめし ひるめし ばんめし「特集:上野/新潟/盛岡」- 1985年春・第42号

季刊 食の雑誌:あさめし ひるめし ばんめし「特集:上野/新潟/盛岡」- 1985年春・第42号
「食通」を気取らない「くいしん坊の雑誌」と銘打って、1974年に元毎日新聞記者の佐々木芳人によって創刊された季刊誌。7号からは文芸評論家・大河内昭爾が編集を受け継ぎ、45号まで刊行された。

編集後記に「新幹線開通にちなんで、上野を中心に東北、上越両新幹線にまたがる特集をこころみた」とあるが、両新幹線が開通したのは、本号刊行の3年前にあたる1982年。「ちなんで」というには時が経ち過ぎている気がするが、エッセイ、現地取材、対談など、内容は充実している。

執筆陣は、井沢八郎、桜田淳子、中尾彬、さとう宗幸、三浦哲郎、野口富士男、水島新司、深沢紅子など。編集長対談では、両親が東北出身の林隆三・青木一子夫妻とともに上野への想いを語り合っている。
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昭和三十八年、『男舟』で歌手としてデビューし、翌三十九年、集団就職をテーマにしたレコード『ああ上野駅』を出したのです。(略)
集団就職列車で、夢と希望を持って、東京に出て来た多くの若者たちが、仕事がつらい、故郷に帰りたい、ということで、一日四、五十人は上野駅に戻って来たそうです。その若者たちのために、斎藤駅長は、この歌を聞かせ、駅長室に呼び入れて、話し合い、東京での夢を奮いたたせたのだそうです。

(「ああ上野駅」井沢八郎 より)
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◎Contents
特集/上野
 夜汽車の夜食 …… 三浦哲郎
 上野とたべもの …… 野口富士男
 上野人 長谷川力松おでん伝 …… 中尾彬
 アメ横案内 …… 中村敏昭
 ああ上野駅 …… 井沢八郎
 上野界隈菓子あれこれ …… 岩満重孝
 味覚風物誌 上野・池之端・広小路 …… 大河内昭爾
 食べ歩きマップ
[鼎談]上野発わが人生(林隆三/青木一子/大河内昭爾)
特集/新潟
 故郷 新潟・おふくろの味 …… 水島新司
 新潟へ、昔の味に出会うために …… 湯川豊
 新潟・飲むならこんな店 …… 平田邦夫
 寺泊便り …… 窪沢泰忍
特集/盛岡
 なつかしのほしっぱ汁とがっくら漬 …… 深沢紅子
 盛岡の風土と味 …… 太田愛人
 盛岡・飲むならこんな店 …… 関下まり子
食う寝る処に住む処 …… 小沢昭一
▶︎あさめし …… 桜田淳子
▶︎ひるめし …… フランク永井
▶︎ばんめし …… 戸板康二
私の好きな店(さとう宗幸 ほか)
酒の肴=考現学 2 …… 古谷三敏
グルメ健康学 2 …… 本多京子
くいしん坊野菜学 2 …… 武川政江
タウン誌通信 2 …… せつかつえ
世界のレストラン2 アメリカ キャノズ・レストラン
よく、ござったな スッ 山形へ …… 細井冨貴子
映画の中の食べもの 25 …… 淀川長治
食の本棚 ほか

表紙イラスト:蓬田やすひろ

絶版または版元品切れ
ソフトカバー
□publisher:みき書房
□date of issue:1985年
□size:22.8x15.3cm
□page:136
□condition:経年なり・普通 表紙スレ汚れ 開き癖折れ目

» 旅・料理
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¥1,500

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