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12人のグラフィックデザイナー 第3集(伊坂芳太良、片山利弘、木村恒久、横尾忠則)

12人のグラフィックデザイナー 第3集(伊坂芳太良、片山利弘、木村恒久、横尾忠則)
12人の先鋭的なグラフィックデザイナーを4人ずつ取り上げ、1960年代後半に刊行された、全3巻シリーズの第3集。

欧米のデザインの引力圏から飛翔しようとする、それぞれの軌跡を記録した作品集。各々のデザイン思想と熱気を孕む、作家自らによる序文も興味深い。
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巴里に行かずに、巴里を知りつくしたと思うようになった僕は、日本にいて巴里を模写し、東京の中に巴里を見つけたは、描きに描いた。浅草も、新宿も、僕にとっては巴里であり、藤田嗣治・ユトリロ・モジリアニ・ゴッポ・ロートレックの画集の切り抜きが、僕を日本の中の異邦人に仕立てて行った。(二十年 伊坂芳太良 より)
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視覚の死/四角の詩/詩格の資/刺客の死……これらの文字は、読む?ことができてもその意味を伝達することは不可能である。けれども、見方によっては何か、不思議な世界が、これらの文字に横たわっているようにも思える。(エレメントとシステム 片山利弘 より)
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フーテン族にグラフィック・デザイナーを志向するものが多いという噂がある。とすると以前から日宣美登龍を目指す連中を、フーテンと目付までシンクロしていると感じたとしても無理はない。(視覚ルビ 木村恒久 より)
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1968年10月1日 サンフランシスコ市ヘイト街アシュベリイ通りは墓場のように白い光で眩いところでした。そこは倦怠と睡魔だけが、やもりのように白い街並みの壁に、べったりとはりついていました。(ノースウエスト7Y 横尾忠則 より)
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◎巻頭序文:軽量で、可搬的なものたちの侵略 磯崎新

絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー
□publisher:美術出版社
□date of issue:1968年 初版
□size:26.4x18.6cm
□page:141
□condition:経年なり・可 カバーヤケスレ汚れ傷み 破れ切れ
三方薄ヤケ 経年シミ

» デザイン・アート
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