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12人のグラフィックデザイナー 第1集(宇野亜喜良、永井一正、福田繁雄、細谷巌)

12人のグラフィックデザイナー 第1集(宇野亜喜良、永井一正、福田繁雄、細谷巌)
12人の先鋭的なグラフィックデザイナーを4人ずつ取り上げ、1960年代後半に刊行された、全3巻シリーズの第1集。

欧米のデザインの引力圏から飛翔しようとする、それぞれの軌跡を記録した作品集。各々のデザイン思想と熱気を孕む、作家自らによる序文も興味深い。
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ブリジッド・バルドウは流行もつくるが、流行を快楽することも人一倍である。ヒッピー風にマオ・カラーでネックレスをやたら飾りたてたり、最近発売されたレコードのジャケットでは、ベレーをかぶり、眉毛を薄く細くかき、真紅の口紅でボニー・ルックである。ビヴァ・バルドウ。(メモ 宇野亜喜良 より)
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今また、イラストレーションが脚光を浴びている。これは、人びとが、科学の発展にともなう社会の諸現象に対し、その不安感を人間同志の絆に見いだそうとして、本能を感覚的にゆさぶるものを求めていることのあらわれといえよう。(私とデザイン 永井一正 より)
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そう遠くない将来のデザイン・ワークは高度なテクニカル・ワークや高次元のシステム・ワークではない、俗で野暮で日常性の問題提起から展開された〈メンタル・ワーク〉になると予想されます。(メンタル・ワーク 福田繁雄 より)
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1958年。警職法が成立するというので反対運動が盛り上がる。浅利慶太、開高健氏の活動に杉浦康平、粟津潔、楠原義一氏達と参加して、警職法反対ポスターをつくる。(存在(一九三五 ―) 細谷巌 より)
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◎巻頭序文:ひびきあう空間への設計図 秋山邦晴

絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー
□publisher:美術出版社
□date of issue:1970年5版(1968年 初版)
□size:26.4x18.6cm
□page:141
□condition:経年なり・可 カバーヤケスレ汚れ傷み 破れ切れ
三方薄ヤケ 経年シミ

» デザイン・アート
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