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平凡パンチ1964(赤木洋一 著)- 平凡社新書 239
☆2024.1.25 再掲
人も、時代も、雑誌も、なにもかもが面白かった。1964年『平凡パンチ』創刊から、1965年『デラックス平凡パンチ』創刊・1969年休刊までの軌跡を記録した、ドキュメンタリー。
「みゆき族」「東京オリンピック」「きみはVAN党か?JUN党か?」「三島由紀夫」「横尾忠則」「寺山修司」「赤坂MUGEN」…沸騰する60年代文化を、大橋歩の描くIVYルックの表紙で包み込んだ雑誌編集の舞台裏を描き出している。
著者・赤木洋一は『平凡パンチ』創刊に新人編集者として参加。のちに『アンアン』『ハナコウエスト』編集長を経て、マガジンハウスの社長を務めている。
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そして彼は悠然と、表に待たせておいた大型のアメ車に、バラ一輪の女と一緒に乗り込んだのだ。「ユルセナーイ!」と女たちがクルマに群がり、半狂乱でしがみつく。ボンネットの上に両手、両足をひろげてうつぶせになるのもいる。
「オマエラ、死にたいのか!棺オケならいくらでもあるゾ」と怒鳴っているのは、頭に血が上った向かいの葬儀屋のオヤジだ。
フェリーニの映画『甘い生活』もかくや、狂乱の一夜であった。
(「平凡パンチ創刊」より)
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◎Contents
▶︎第1部 平凡パンチ1964
1 入社即異動
2 平凡パンチ創刊
3 クロニクル1964
▶︎第2部 デラパン1965-69
4 デラパン創刊 ― 1965年
5 デザイナーたち ― 1966年
6 オンダ ジャポン! ― 1967年
7 MUGEN ― 1968年
8 エピローグ ― 1969年
あとがき
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:平凡社新書
□date of issue:2004年
□size:17.2x10.4cm
□page:279
□condition:経年なり・良好 カバースレ
ページ端折れあり
» 評伝・ノンフィクション
https://narda.thebase.in/categories/1326666
人も、時代も、雑誌も、なにもかもが面白かった。1964年『平凡パンチ』創刊から、1965年『デラックス平凡パンチ』創刊・1969年休刊までの軌跡を記録した、ドキュメンタリー。
「みゆき族」「東京オリンピック」「きみはVAN党か?JUN党か?」「三島由紀夫」「横尾忠則」「寺山修司」「赤坂MUGEN」…沸騰する60年代文化を、大橋歩の描くIVYルックの表紙で包み込んだ雑誌編集の舞台裏を描き出している。
著者・赤木洋一は『平凡パンチ』創刊に新人編集者として参加。のちに『アンアン』『ハナコウエスト』編集長を経て、マガジンハウスの社長を務めている。
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そして彼は悠然と、表に待たせておいた大型のアメ車に、バラ一輪の女と一緒に乗り込んだのだ。「ユルセナーイ!」と女たちがクルマに群がり、半狂乱でしがみつく。ボンネットの上に両手、両足をひろげてうつぶせになるのもいる。
「オマエラ、死にたいのか!棺オケならいくらでもあるゾ」と怒鳴っているのは、頭に血が上った向かいの葬儀屋のオヤジだ。
フェリーニの映画『甘い生活』もかくや、狂乱の一夜であった。
(「平凡パンチ創刊」より)
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◎Contents
▶︎第1部 平凡パンチ1964
1 入社即異動
2 平凡パンチ創刊
3 クロニクル1964
▶︎第2部 デラパン1965-69
4 デラパン創刊 ― 1965年
5 デザイナーたち ― 1966年
6 オンダ ジャポン! ― 1967年
7 MUGEN ― 1968年
8 エピローグ ― 1969年
あとがき
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:平凡社新書
□date of issue:2004年
□size:17.2x10.4cm
□page:279
□condition:経年なり・良好 カバースレ
ページ端折れあり
» 評伝・ノンフィクション
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