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聖マルクス教会炎上(草間彌生 著、藤原新也 カバー写真、成瀬始子 装幀)
☆2024.1.17 再掲
草間彌生が80年代に発表した、「女という性のダブルバインドを顕にする戦慄のポルノグラフィ」。
1950年代から詩人やアーティストたちの活動の場となったマンハッタンの「聖マルクス教会」(セント・マークス教会)を舞台として、草間彌生自身の魂を投影した前衛芸術家ヤンニーの、幻想と幻覚がうずまく世界が描き出されている。
藤原新也の撮影によるカバー写真の眼光、赤と黒が錯綜する装幀によって、作品の熱量の高さが鮮烈に表現されている。
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この「聖マルクス教会炎上」を
私は作品と呼んでおとしめたくない。
草間彌生の文章を読む快楽は、言葉による表記の分裂生成によって生み出される。確固としたもの、何世紀にも渡って規範として来たものは無視され、ここにあるのは、シンタックスと快楽の川への信頼と不信の往還である。
(「帯文」中上健次 より)
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絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:Parco出版
□date of issue:1985年
□size:20.6x13.2cm
□page:245
□condition:経年なり・普通 カバースレ小破れ 上端ヨレ
» 小説
https://narda.thebase.in/categories/1326662
草間彌生が80年代に発表した、「女という性のダブルバインドを顕にする戦慄のポルノグラフィ」。
1950年代から詩人やアーティストたちの活動の場となったマンハッタンの「聖マルクス教会」(セント・マークス教会)を舞台として、草間彌生自身の魂を投影した前衛芸術家ヤンニーの、幻想と幻覚がうずまく世界が描き出されている。
藤原新也の撮影によるカバー写真の眼光、赤と黒が錯綜する装幀によって、作品の熱量の高さが鮮烈に表現されている。
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この「聖マルクス教会炎上」を
私は作品と呼んでおとしめたくない。
草間彌生の文章を読む快楽は、言葉による表記の分裂生成によって生み出される。確固としたもの、何世紀にも渡って規範として来たものは無視され、ここにあるのは、シンタックスと快楽の川への信頼と不信の往還である。
(「帯文」中上健次 より)
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絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:Parco出版
□date of issue:1985年
□size:20.6x13.2cm
□page:245
□condition:経年なり・普通 カバースレ小破れ 上端ヨレ
» 小説
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