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季刊銀花 129号「特集:こどもの世界 ひな・きもの・おもちゃ」

季刊銀花 129号「特集:こどもの世界 ひな・きもの・おもちゃ」
『銀花』は、1967年に『ミセス』から派生した文化誌として創刊。1970年に杉浦康平のアートディレクションによって新創刊し、2010年まで刊行された。

毎回、「特集」を深く掘り下げ、ダブル表紙の緻密なアートワークでイメージ化を図っていた。

特集 こどもの世界 ひな・きもの・おもちゃ:
一冊丸ごと「こどもの世界」の特集号。「雛祭り」「祝着」「玩具」の三つのテーマを深掘し、濃密な誌面を構成している。武井武雄が大正十二年に刊行した童話集『お噺の卵』の表題作を掲載した小冊子が、付録として綴じ込まれている。

刊行に合わせて、江戸東京博物館にて「こどもの世界 ― ひな・きもの・おもちゃ」展が「銀花」編集部共催で開かれており、本誌はその図録を兼ねるつくりとなっている。
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年ごとの行事も、祝いの節句も、子供を慈しむ心が守り、幾世代を超えて伝えられてきた。力いっぱいあのころをたぐり寄せてみよう。新しさを追いかけすぎた。何もかもを捨てすぎた。残して、未来に渡したいものを、記し、とどめたい。

(「巻頭文」より)
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◎Contents
特集① 特集:こどもの世界 ひな・きもの・おもちゃ:
▶︎初節句のころ―雛祭り・お国ぶり
 江戸っ子の雛祭り(岡本純子)
 私のお雛さま(森まゆみ)
 綾の雛山(石牟礼道子)
 父の宝物(西澤豊水)
 池の菖蒲の思い出(榊莫山)ほか
▶︎文様を着るこども―祝い着、普段着、よそいき着
 赤ちゃんの着物(河口三千子)
 父さんが子供だったころ―信州・田中本家の写真帖から
 おんぶの国からのリポート(烏丸貞恵)
 三瓶清子の百徳きもの
 産着考―神の子から人の子へ(高橋春子)ほか
▶︎赤の力、赤の心
 赤い玩具に託された心(尾崎織女)
▶︎お伽の国の冒険家―武井武雄
 綴込み付録『お噺の卵』
 プーとウサギと私(犬養智子)
 こども遊び文学案内(湯川説子)
 子供の頃の私の遊び(串田孫一)ほか
▶︎安野光雅の小学校―昔、子供だったひとへ
▶︎ぼくの玩具、わたしの宝物
 ―読者から寄せられたあの日の思い出
▶︎特別付録 おもちゃ絵
 新版みこし組上の図/ねいさんのきせかえ

手をめぐる四百文字
 石井桃子、内田也哉子、新宮晋、やなせたかし

絶版または版元品切れ
ソフトカバー
□publisher:文化出版局
□date of issue:2002年
□size:25.8x18.2cm
□page:246
□condition:経年なり・普通 カバースレ
目次ページの角に折れ目

» デザイン・アート
https://narda.thebase.in/categories/1326657
¥1,000 SOLD OUT

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