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季刊銀花 51号「特集:女神たちの愛の物語 / 平沼美子の竹工芸」

季刊銀花 51号「特集:女神たちの愛の物語 / 平沼美子の竹工芸」
『銀花』は、1967年に『ミセス』から派生した文化誌として創刊。1970年に杉浦康平のアートディレクションによって新創刊し、2010年まで刊行された。

毎回、2つの「特集」を深く掘り下げ、ダブル表紙の緻密なアートワークでイメージ化を図っていた。

特集① 女神たちの愛の物語:
神話の舞台となった北インドのミティラ地方に、三千年前から伝わる民画の世界。民家の壁に、床に、庭の赤土に、紙に、農村の女性たちが神々への讃歌を描き出す。

特集② 平沼美子の竹工藝:
〝何気ない風情〟をざっくりと編み込んだ、砧籠、菊小籠、虫籠、屏風……戦前から竹工芸の名工として活躍していた父・平沼浄を師とあおぐ、平沼美子の作品群を紹介。

江戸期、明治期、大正・昭和期の「桃太郎」に関する稀覯本を集めた「桃太郎の本」も、第3特集といってもよいほど充実した内容となっている。
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母なるガンジスの北岸、はるかにヒマラヤを遠望するところに女神たちの国ミティラがあります。(略)土壁をごらんください。神様や動物たちの絵や浮彫りがあるでしょう。床にも中庭にも。村のあちころで見かける絵は、村の女たちの傑作なのです。

(「女神たちの愛の物語」より)
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◎Contents
特集① 女神たちの愛の物語:インド・ミティラ地方の民画
 土壁に託された祈り(小西正捷)
 大地に描く・ミティラ観想巡礼記(伊藤昭)
特集② 平沼美子の竹工芸
 美子さんの竹工芸(中河与一)
 父に学ぶ 自然に学ぶ(平沼美子)

桃太郎の本
 書物の中の桃太郎(アン・ヘリング)
万治の石仏
太陽に染まる文様・パレスチナの民族衣裳
篆刻変幻―小田玉瑛の印
脱俗の歯医者画家 金子義郎さん
虫の風景(写真/飯島徹、文/日高敏隆)
夕顔の花と実と―野州かんぴょうの里を訪ねて
桂子の絵日記・下町でふんばる漫才師内海桂子(小池邦夫)
文化学園服装博物館コレクション10「クラシックミシン」
男の法被・博多山笠(沢渡歩)
平八、壹夫の手びねり陶器
父と子の小さな窯
パリの修復術=家具、バイオリン、ステンドグラス、油絵
書物巡礼:バベルの図書館(森本哲郎)
書物随筆:署名のある紙礫(谷澤永一)
銀花萌芽帖
バンコクの青空市場でこんもの買っちゃった!
書物雑記
尾張の屋根神様(岡本大三郎)
道楽散歩:黒いトタン屋根の城下町・米沢(砂山健)
読者からの手紙
むだ書き

絶版または版元品切れ
ソフトカバー
□publisher:文化出版局
□date of issue:1982年
□size:25.8x18.2cm
□page:196
□condition:経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ傷み

» デザイン・アート
https://narda.thebase.in/categories/1326657
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