Item

洋酒天国〈1 / 2 / 3〉 三冊セット(開高健 監修、柳原良平 カバー・挿画)

洋酒天国〈1 / 2 / 3〉 三冊セット(開高健 監修、柳原良平 カバー・挿画)
1956年から1963年まで発行され、「夜の岩波文庫」との異名をとったサントリーのPR誌『洋酒天国』。編集長・開高健の監修によって、その魅力を凝縮した文庫本3巻シリーズ。

全61冊の中から、小説・エッセイ・対談・ピンナップ・巻頭言・編集後記など、選りすぐりのコンテンツを収録。薩摩治郎八、吉田健一、星新一、獅子文六、伊丹十三、稲垣足穂、中谷宇吉郎、淀川長治、田村隆一、吉行淳之介、山口瞳など、ひと癖もふた癖もある書き手たちが、健筆をふるう。

毎号誌面を華やかにいろどったカラーヌード・ピンナップ「ヨーテンスコープ」のダイジェストが、第一巻の巻頭口絵に掲載されている。
--------------------------------

 教室の机に向うと何だか怒鳴りたくなる

これは菊池寛が一高時代に作った俳句だそうであるが、若い時は教室でもそうなのだから、飲み屋にでも腰掛けていれば、なお更そういう気分になっても仕方がない。併しいい年をして、バーのスタンドに向うと何だか怒鳴りたくなってはならないのである。
(「呑気話」吉田健一 より)
--------------------------------
◎Contents
▶︎洋酒天国〈1〉 酒と女と青春の巻
口絵
 23・24合併号表紙 / 28号表紙
「ヨーテンスコープ」の裸女たち
巻頭言集
おとぼけ回想記(薩摩治郎八)
対談傑作選
 酒・女・アレコレ(大宅壮一 / 佐藤美子)
 とっておきの話(松尾邦之助 / 田付たつ子)
トリス相談室 洋天カウンセラー
ぐらまあ・ふおりいず
目で飲んだ名場面
小説傑作選
 喧嘩師ジミイ(谷譲次)
 さとるの化物(小松左京)
 四十二の目(都筑道夫)
酔族館抄 読者のページ
編集後記抄(開高健 他)ほか

▶︎洋酒天国〈2〉 傑作エッセイ・コントの巻
エッセイ
 呑気話(吉田健一)
 判断(星新一)
 サイダー談義(獅子文六)
 キャット・キラー・カクテル(安岡章太郎)
 酒のシンボル(犬養道子)
 東欧酒景(安部公房)
 サントリー禍(壇一雄)
 かんゔぁせいしょん(團伊玖磨)
 ヨーロッパ退屈日記 抄(伊丹十三)
 ダンセニー卿『酒壜天国』(稲垣足穂)
 天国と地獄(淀川長治)
 さらば、二日酔い!(田村隆一)
 数奇酒記(吉行淳之介)
コント
 酔っぱらい天国
 阿呆宮
 口説き名セリフ集
洋天ジョークス
海賊版 テレビ・ダイジェスト ほか

▶︎洋酒天国〈3〉 ウイスキーここにありの巻
ウイスキーの語源と歴史
 ウイスキーの語源(春山行夫)
 ウイスキーとアメリカの歴史(中屋健一)
ウイスキーの飲み方(山口瞳)
ウイスキー・ミニ百科
エッセイ傑作選「酒・女・世界の酒場」
 味を楽しむ(中谷宇吉郎)
 或る夜の銀座(北原武夫)
 酒・女・薬(有馬頼義) 
 あの時あの酒(草野心平)
 赤と黒と白(徳川夢声)
ウイスキーと映画館
 酒と映画(植草甚一)
東西バー通信
エッセイ傑作選「ウイスキー」
 ウイスキー、マッカリ(東郷青児)
 ウイスキーと放送(飯沢匡)
酔族館 抄 ほか

絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:新潮文庫
□date of issue:1987/1988年 初版
□size:15x10.5cm
□page:248/240/211
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ傷み
小口点茶シミ

» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
¥2,200 SOLD OUT

※こちらの価格には消費税が含まれています。

※この商品は送料無料です。

通報する

関連商品

  • 狂人は笑う(夢野久作 著、米倉斉加年 カバー画)★再入荷 狂人は笑う(夢野久作 著、米倉斉加年 カバー画)★再入荷 ¥1,000
  • 骸骨の黒穂(夢野久作 著、米倉斉加年 カバー画) 骸骨の黒穂(夢野久作 著、米倉斉加年 カバー画) ¥2,400
  • 芸者小夏(舟橋聖一 著) 芸者小夏(舟橋聖一 著) ¥1,600

ショップの評価