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雪のひとひら(ポール・ギャリコ著、矢川澄子訳、原マスミ カバー画/挿絵)
雪の結晶が地上に降りそそぎ、地に積もり、川を流れ、海へといたる過程を、ひとりの女性の一生になぞらえた珠玉のファンタジー。
出会いと別れ、喜びと悲しみ、幸運と苦境、愛と孤独……うつろいゆく人生を彩る出来事、わきあがる想いが、ていねいに紡がれていく。
現在刊行されている新版とは異なり、翻訳者の矢川澄子と親交の深かった原マスミによる10枚の挿絵が掲載されており、物語と美しく響き合っている。
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雪のひとひらは、ある寒い冬の日、地上を何マイルも離れたはるかな空の高みで生まれました。
灰色の雲が、凍てつくような風に追われて陸地の上を流れていました。その雲の只中で、このむすめのいのちは芽生えたのでした。
(「本文」より)
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絶版または版元品切れ(2008年に新版刊行)
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:新潮文庫
□date of issue:2002年 6刷(1997年 初版)
□size:15x10.5cm
□page:141
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ少折れ
» 小説
https://narda.thebase.in/categories/1326662
出会いと別れ、喜びと悲しみ、幸運と苦境、愛と孤独……うつろいゆく人生を彩る出来事、わきあがる想いが、ていねいに紡がれていく。
現在刊行されている新版とは異なり、翻訳者の矢川澄子と親交の深かった原マスミによる10枚の挿絵が掲載されており、物語と美しく響き合っている。
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雪のひとひらは、ある寒い冬の日、地上を何マイルも離れたはるかな空の高みで生まれました。
灰色の雲が、凍てつくような風に追われて陸地の上を流れていました。その雲の只中で、このむすめのいのちは芽生えたのでした。
(「本文」より)
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絶版または版元品切れ(2008年に新版刊行)
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:新潮文庫
□date of issue:2002年 6刷(1997年 初版)
□size:15x10.5cm
□page:141
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ少折れ
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