Item

ユリイカ 特集:ガルシア=マルケス - 1988年8月号

ユリイカ 特集:ガルシア=マルケス  - 1988年8月号
南米コロンビアの作家「ガブリエル・ガルシア=マルケス」の特集号として編まれた詩誌『ユリイカ』1988年8月号。

60〜70年代のラテンアメリカ文学ブームを牽引し、1982年にノーベル賞を受賞後、世界的に再注目される中で刊行された。マルケス自身によるコラム、生誕の地アラカタカのルポ、「エレンディラ」「予告された殺人事件」などの映画化作品、中上健次・野谷文昭による対談など。

特集以外にも、中野美代子、赤瀬川原平、朝吹亮二らによるコラム・作品を掲載。
-----------------------
中上 実際、おれの『千年の愉楽』はマルケスの影響下で出てきたってみんな言うんだけど、ほんとは違うんだよね。読んでなかったんだよ。書いたあと、似てるとかなんとかって言われるから、斜め読みしたみたいな感じでね。ただ、よく似ているとは思うんだよね。

(「対談:南の熱い文学」中上健次・野谷文昭 より)
-----------------------
◎Contents
特集:ガルシア=マルケス フォークロアの幻想世界
★ルポタージュから作品へ(G=マルケス)
 首都干上がる
 わが兄フィデル・カストロ
 戦う聖職者
★コラム(G=マルケス)
 カポーティの短編小説
 サルトルの畑がえ
 カフカのカリカチュア
 ふたたびノーベル賞について
★マルケスを読む
 ガルシア=マルケス、第二の読書(フエンテス)
『予告された殺人の記録』を読む(大橋洋一)
★物語の時間
 円環と直線(木村榮一)
 イカロスたちの孤独(彌永信美)
 叫び・ささやき・語り(宇野邦一)
★マルケスの風土
 アラカタカ・エン・ラ・コスタ(落合一泰)
 フォークナーとマルケス(大橋健三郎)
対談:南の熱い文学(中上健次・野谷文昭)
マルケス評伝(鼓直)
マルケス図書館
---------
人工洞窟(中野美代子)
超芸術の超を切り取る話(赤瀬川原平)
密室論(朝吹亮二)ほか

表紙:金子國義

絶版または版元品切れ
ソフトカバー
□publisher:青土社
□date of issue:1988年
□size:22.1×14.3cm
□page:246
□condition:経年なり・普通 表紙ヤケスレ汚れ傷み
裏見返し ラベル剥がし跡

» 詩歌・その他
https://narda.thebase.in/categories/1326667
¥1,200 SOLD OUT

※こちらの価格には消費税が含まれています。

※この商品は送料無料です。

通報する

関連商品

  • 滝山コミューン一九七四(原武史 著) 滝山コミューン一九七四(原武史 著) ¥900
  • カレーライスの誕生(小菅桂子 著) カレーライスの誕生(小菅桂子 著) ¥700
  • いっぴきの虫(高峰秀子 著、安野光雅 カバー画) いっぴきの虫(高峰秀子 著、安野光雅 カバー画) ¥700

ショップの評価