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シネロマン(ロジェ・グルニエ 著、塩瀬宏 訳)
フランスの小都市にある場末の映画館「マジック・パレス座」を舞台とした長篇小説。映画『ニュー・シネマ・パラダイス』を彷彿とさせる筋立てで、人生の哀感が胸に迫る。
時代は、1930年代。主人公は、映画館主の一人息子フランソワ。映写技師レオンをはじめとする「マジック・パレス座」の関係者の日常や、スクリーンに映し出される幾多のフィルムについて、ある時は愛情とノスタルジーをこめて、ある時は失望をまじえて綴られていく。
ロジェ・グルニエは、アルベール・カミュの同僚として「コンバ」紙で報道記者していた経歴をもつ、フランスの小説家。本書は1972年に、毎年最も優れたフランス語の散文・詩作品に贈られるフェミナ賞を受賞している。
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フランソワは、レオン・ラヴィーが映写室の機械や電気器具を動かして、どうやらこうやら、動く絵や音声を音楽などを出現させるところまでこぎつけるさまを、何時間も何時間も飽きずに眺めることが出来た。この映写室は、そこですべてが絶えざる変容を遂げる不思議な世界だった。
(「第2部 館主の交替」より)
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◎Contents
第1部 ラ・フレーシュ
第2部 館主の交替
第3部 長時間耐久ダンス競技会
第4部 帰ってきた人気俳優
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:白水社
□date of issue:2001年 初版(新装復刊・旧装1977年 初版)
□size:19.2x13.5cm
□page:337
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ 小当たり
三方薄ヤケ
★商品写真を撮影し直し、再アップしました
» 小説
https://narda.thebase.in/categories/1326662
時代は、1930年代。主人公は、映画館主の一人息子フランソワ。映写技師レオンをはじめとする「マジック・パレス座」の関係者の日常や、スクリーンに映し出される幾多のフィルムについて、ある時は愛情とノスタルジーをこめて、ある時は失望をまじえて綴られていく。
ロジェ・グルニエは、アルベール・カミュの同僚として「コンバ」紙で報道記者していた経歴をもつ、フランスの小説家。本書は1972年に、毎年最も優れたフランス語の散文・詩作品に贈られるフェミナ賞を受賞している。
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フランソワは、レオン・ラヴィーが映写室の機械や電気器具を動かして、どうやらこうやら、動く絵や音声を音楽などを出現させるところまでこぎつけるさまを、何時間も何時間も飽きずに眺めることが出来た。この映写室は、そこですべてが絶えざる変容を遂げる不思議な世界だった。
(「第2部 館主の交替」より)
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◎Contents
第1部 ラ・フレーシュ
第2部 館主の交替
第3部 長時間耐久ダンス競技会
第4部 帰ってきた人気俳優
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:白水社
□date of issue:2001年 初版(新装復刊・旧装1977年 初版)
□size:19.2x13.5cm
□page:337
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ 小当たり
三方薄ヤケ
★商品写真を撮影し直し、再アップしました
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