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帰らない日へ(伊藤マリ子 著、南桂子 装画)

帰らない日へ(伊藤マリ子 著、南桂子 装画)
240ページ中の前半171ページを占め、本書の主体を成しているのは、小学校六年生の時の「日記」。早熟なその文章からは、生まれながらにして作家の魂を宿していたことがうかがわれる。『アンネの日記』に感化されて、途中数カ月の間、「パレアナ」という架空の友人に向けた手紙形式で書かれている。

後半に収録されている六篇は、中学生から大学生の間に書かれた作文、エッセイを集めたもの。「父と娘に関する十二章」は、父・伊藤整を喪った高校二年生の時に『婦人公論』に掲載されたもの。読む者を引き込まずにはおかない、完成度の高い文章に驚かされる。

カバー装画、南桂子。
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帰らない日へ向けて私は手紙を出す。私の中のほの白かった輝きは、それは何ゆえであったのだろうか。……父・伊藤整の作家の血を濃厚に受けつぎ、あふれる才能と恵まれた環境に育った少女の心に、なぜこんなにも帰らない日への深い愛惜の思いがあったのか。若くして世を去った少女の、美しい魂の記念碑。

(カバー裏紹介文より)
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◎Contents
日記(昭和三十九年三月 ー 四十年三月)
京都の町
津和野の町は自転車に乗って
ラクダ色のベレー帽
父と娘に関する十二章
祖母のこと
帰らない日へ
 あとがき:伊藤礼

絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:講談社文庫
□date of issue:1985年 初版
□size:14.8x10.5cm
□page:257
□condition:経年なり・可 カバーヤケスレ汚れ傷み
経年シミ強 三方ヤケ強

» 随筆・エッセイ
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