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記憶のなかに（吉行理恵 著、南桂子 装画）
1963年に詩人として世に出た著者が、1973年に刊行した小説家としてのデビュー作の文庫版。その後、作品の純度を高めていき、1981年に「小さな貴婦人」で芥川賞を受賞。
文芸評論家・奥野健男が「吉行理恵は、吉行三兄弟の類い稀な天才的な芸術性の要を、その秘密を、もっとも素直に鋭く、しかも他意なく明かしつつ、その共通性の原点に坐っている芸術家である」と解説に記している。
カバー装画、南桂子。カバーデザイン、栃折久美子。
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靖国神社に近い坂道のそばにあった母の美容院。皿の底を頭に叩きつけられて泣く病弱の姉。出征の演説を小さな声で三言しか喋らなかった兄。ー 戦中から戦後へと、成長する童女の犀利な感性がとらえた生活の陰影と心の動き……詩的な散文に凝結させた表題作のほか、三篇を収録。芥川賞作家の第一創作集。
（「カバー表紙紹介文」より）
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◎Contents
記憶のなかに
雲のいる空
薬子はどこへ
背中の猫
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher：講談社文庫
□date of issue：1982年 2刷（1981年 初版）
□size：14.8x10.5cm
□page：180
□condition：経年なり・可 カバーヤケスレ汚れ傷み
三方薄ヤケ 前半ページ上部に湿気による波打ち
» 小説
https://narda.thebase.in/categories/1326662
文芸評論家・奥野健男が「吉行理恵は、吉行三兄弟の類い稀な天才的な芸術性の要を、その秘密を、もっとも素直に鋭く、しかも他意なく明かしつつ、その共通性の原点に坐っている芸術家である」と解説に記している。
カバー装画、南桂子。カバーデザイン、栃折久美子。
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靖国神社に近い坂道のそばにあった母の美容院。皿の底を頭に叩きつけられて泣く病弱の姉。出征の演説を小さな声で三言しか喋らなかった兄。ー 戦中から戦後へと、成長する童女の犀利な感性がとらえた生活の陰影と心の動き……詩的な散文に凝結させた表題作のほか、三篇を収録。芥川賞作家の第一創作集。
（「カバー表紙紹介文」より）
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◎Contents
記憶のなかに
雲のいる空
薬子はどこへ
背中の猫
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher：講談社文庫
□date of issue：1982年 2刷（1981年 初版）
□size：14.8x10.5cm
□page：180
□condition：経年なり・可 カバーヤケスレ汚れ傷み
三方薄ヤケ 前半ページ上部に湿気による波打ち
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