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リビイが見た木の妖精(L. M. ボストン 著、長沼登代子 訳)- 岩波少年文庫

リビイが見た木の妖精(L. M. ボストン 著、長沼登代子 訳)- 岩波少年文庫
英国の児童文学作家ルーシー・M・ボストンが1970年代に著した、「自然への讃歌」をテーマとした幻想的な中篇を収めた作品集。

ロンドンに住む少女リビイは、郊外の田園地帯にある古い屋敷に住む女性画家ジューリアのもとで、ひと夏を過ごす。
ジューリアから、自然に息づく「木の精」や「水の精」の物語を聞かされたリビイは、いつしか妖精たちの存在を身近に感じはじめ……。

表題作「リビイが見た木の妖精」のほか、数百万年の眠りから目覚めたヘビと少年との心の交流を描く「よみがえった化石ヘビ」を収録。
挿絵は、著者の実子のピーター・ボストン。
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「すてき。ドリュアースってだあれ?」
「木の精よ。木に住んでいるの。」
「どの木にもいる?」
「あら、それじゃ、木の精でいっぱいになってしまうわ。どの木にもナイチンゲールがくるとは、かぎらないでしょう。」

(「リビイが見た木の妖精」より)
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◎Contents
リヴイが見た木の妖精
 1 くものす
 2 さらさら川
 3 ニンフたち
 4 ビー玉の首かざり
 5 大雨
 6 ドリュアースの像
 7 鏡の庭
 8 霧のダンス
 9 三つの滝
 10 緑の髪の少女
 11 さようなら、さらさら川
よみがえった化石ヘビ
 1 ヘビの化石
 2 よみがえったいのち
 3 友情のきずな
 4 不審な行動
 5 夜あけのえものとり
 6 深夜の侵入者
 7 逃避行
 8 エルフランドの夜
訳者あとがき

絶版または版元品切れ
ソフトカバー
□publisher: 岩波少年文庫
□date of issue:1980年 初版
□size:17.3x11.2cm
□page:205
□condition:経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ 背薄ヤケ
三方ヤケ 小口くすみ

» 小説
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