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パパはのっぽで ボクはちび(平塚武二 著、長新太 画)- 岩波少年文庫
平塚武二は、昭和初期に「赤い鳥社」で鈴木三重吉の助手として勤務したのち、戦前戦後を通じて数多くの児童文学を著し、佐藤さとる、ながいくみこなど、後進の育成にも尽力した。
表題作の中篇童話「パパはのっぽで ボクはちび」のほか、掌篇・短篇童話8作品を収録。いずれの物語も、詩的かつ幻想的なイメージがちりばめながら、幼児にも理解しやすい平易な文章で綴られている。
挿絵、長新太。
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たかい たかい 空に、ほしが、きらきら ひかっていました。
「ああ、きれいな おほしさま。ここへ、おりて きて ちょうだい。」と、女の子が いいました。
ほしは、女の子の ところまで、いって やりたいと、おもいました。
たかい 空から とびおりて、女の子の ところまで、いこうと しました。
でも、ほしは、下まで おちて いけませんでした。とちゅうで すうーっと、きえました。
「あっ、ながれぼし」
と、女の子は いいました。
(「ながれぼし」より)
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◎Contents
にじが出た
ながれぼし
ままごとのあと
ピューンの花
はるのこもりうた
オバカチャン
すてきなサーカス
小さい、かわいい、おばあさん
パパはのっぽで ボクはちび
解説:佐藤さとる
絶版または版元品切れ
ソフトカバー
□publisher: 岩波少年文庫
□date of issue:1978年 2刷(1977年 初版)
□size:17.3x11.2cm
□page:251
□condition:経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ
三方ヤケ 小口点茶シミ
» 小説
https://narda.thebase.in/categories/1326662
表題作の中篇童話「パパはのっぽで ボクはちび」のほか、掌篇・短篇童話8作品を収録。いずれの物語も、詩的かつ幻想的なイメージがちりばめながら、幼児にも理解しやすい平易な文章で綴られている。
挿絵、長新太。
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たかい たかい 空に、ほしが、きらきら ひかっていました。
「ああ、きれいな おほしさま。ここへ、おりて きて ちょうだい。」と、女の子が いいました。
ほしは、女の子の ところまで、いって やりたいと、おもいました。
たかい 空から とびおりて、女の子の ところまで、いこうと しました。
でも、ほしは、下まで おちて いけませんでした。とちゅうで すうーっと、きえました。
「あっ、ながれぼし」
と、女の子は いいました。
(「ながれぼし」より)
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◎Contents
にじが出た
ながれぼし
ままごとのあと
ピューンの花
はるのこもりうた
オバカチャン
すてきなサーカス
小さい、かわいい、おばあさん
パパはのっぽで ボクはちび
解説:佐藤さとる
絶版または版元品切れ
ソフトカバー
□publisher: 岩波少年文庫
□date of issue:1978年 2刷(1977年 初版)
□size:17.3x11.2cm
□page:251
□condition:経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ
三方ヤケ 小口点茶シミ
» 小説
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