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ネジマキ草と銅の城(パウル・ビーヘル 著、村上勉 画、野坂悦子 訳)
オランダを代表する児童文学作家パウル・ビーヘルが1964年に刊行した初期作品。刊行翌年に「最優秀児童文学賞」を受賞し、ドイツ語・英語に翻訳され、世界中で愛読されている。
物語の舞台は、年老いたマンソレイン王とノウサギだけが住む銅の城。王の命を救ってほしいと頼まれたまじない師は、薬草のネジマキ草を探す旅に出る。
そして、オオカミ、リス、カモ、ハナムグリ、ドラゴンなど、さまざまな動物たちが、大切な王の命を少しでも長引かせようと城に次々とあらわれ、それぞれの話を語りはじめる……。
挿絵、村上勉。装幀、名久井直子。
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マンソレイン王は、みごとなあごひげの持ち主だった。あごひげは、じゅうたんのように足もとまで長く広がり、ひげのうえでは、一ぴきのノウサギが眠っている。
——王に仕える動物は、いまではそのノウサギだけ。マンソレイン王のことを覚えているものは、ほとんどいない。
千年ものあいだ、国じゅうすべての生きものを治めていた王だった。
(「第一章」より)
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◎Contents
第一章
オオカミの話
第二章
リスの話
第三章
砂丘ウサギの話
第四章
カモの話
第五章
ヒツジの話
第六章
ハナムグリの話
第七章
ライオンの話
第八章
馬のバラード
第九章
ドラゴンの話
第十章
町ネズミと畑ネズミの話
第十一章
ツバメの話
第十二章
あわれなロバの話
第十三章
小人の四巻の古い書物
第十四章
まじない師の物語
第十五章
ハードカバー 筒函
□publisher:福音館
□date of issue:2012年 3刷(2012年 初版)
□size:19.7×13cm
□page:320
□condition:経年なり・良好
» 小説
https://narda.thebase.in/categories/1326662
物語の舞台は、年老いたマンソレイン王とノウサギだけが住む銅の城。王の命を救ってほしいと頼まれたまじない師は、薬草のネジマキ草を探す旅に出る。
そして、オオカミ、リス、カモ、ハナムグリ、ドラゴンなど、さまざまな動物たちが、大切な王の命を少しでも長引かせようと城に次々とあらわれ、それぞれの話を語りはじめる……。
挿絵、村上勉。装幀、名久井直子。
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マンソレイン王は、みごとなあごひげの持ち主だった。あごひげは、じゅうたんのように足もとまで長く広がり、ひげのうえでは、一ぴきのノウサギが眠っている。
——王に仕える動物は、いまではそのノウサギだけ。マンソレイン王のことを覚えているものは、ほとんどいない。
千年ものあいだ、国じゅうすべての生きものを治めていた王だった。
(「第一章」より)
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◎Contents
第一章
オオカミの話
第二章
リスの話
第三章
砂丘ウサギの話
第四章
カモの話
第五章
ヒツジの話
第六章
ハナムグリの話
第七章
ライオンの話
第八章
馬のバラード
第九章
ドラゴンの話
第十章
町ネズミと畑ネズミの話
第十一章
ツバメの話
第十二章
あわれなロバの話
第十三章
小人の四巻の古い書物
第十四章
まじない師の物語
第十五章
ハードカバー 筒函
□publisher:福音館
□date of issue:2012年 3刷(2012年 初版)
□size:19.7×13cm
□page:320
□condition:経年なり・良好
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