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芸術新潮「特集:薩摩治郎八のせ・し・ぼ・ん人生」- 1998年12月号

芸術新潮「特集:薩摩治郎八のせ・し・ぼ・ん人生」- 1998年12月号
1920年代にパリに渡り、莫大な財産を30年間で使い切り無一文で帰国した、バロン・サツマこと薩摩治郎八。同行した妻・千代は、そのキュートな魅力でパリ社交界の話題をさらい、ファッション誌のページを飾った。

国際文化交流の拠点「日本館」を私費を投じて建設し、藤田嗣治をはじめとする在仏日本画家たちを支えるなど、パトロン道を極めた男の波乱に満ちた放蕩人生をたどる。
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「浪費のエレガンス」でひときわ異彩を放った一人の東洋人男性がいた。驚いたことに、それは日本人、しかもパリにやってきたときには弱冠20歳の青年だった。
当時の日本だったら国賊と後ろ指を指されかねないとてつもない金額(現在のレートにして200億円とも600億円とも言われる)を花の都パリで見事に使い切ったこの日本人、その名を薩摩治郎八という。

(「蜃気楼を追いつづけた男」鹿島茂 より)
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◎Contents
▶︎特集:パトロン道を究めた男 薩摩治郎八のせ・し・ぼ・ん人生
第1部 パリの放蕩息子 バロン・サツマ物語
 仕送り月に数千万、青年・治郎八贅沢三昧
 マダム薩摩はスーパーモデル
 千代さん健気に画家修行
 治郎八&千代、パリの優雅な生活発見
 ◎蜃気楼を追いつづけた男(鹿島茂)
第2部 薩摩治郎八大パトロン伝説の証明
 日本政府になりかわり建ててみせたぞ「日本館」
 岡本綺堂も感激!『修禅寺物語』パリ公演
 聴け!仏人ピアニストの妙なる音色
 在パリ日本人画家たちと〝援助交際〟
 プラハには日本美術をプレゼント
【インタビュー】バロン・サツマ長く幸福な余生(薩摩利子)
▶︎コレクション探検!
バンカラ早稲田の〝宝物〟調査
 ◎小生は「学術廃棄物」捜査官(荒俣宏)
▶︎ART NEWS
森村泰昌軍団、中之島公会堂に大乱入
ニキとの一期二会(白石かずこ)
▶︎連載
いまいち紅葉(青木玉)
伝岩佐又兵衛筆「豊国祭礼図屏風」(橋本治)
 
絶版または版元品切れ
ソフトカバー
□publisher:新潮社
□date of issue:1998年
□size:28.2x20.6cm
□page:152
□condition:経年なり・普通 表紙少スレ汚れ 開き癖折り目

» デザイン・アート
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