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日経回廊 10「特集:ホテルに暮らす」

日経回廊 10「特集:ホテルに暮らす」
2015年4月より、隔月で10号まで刊行された日本経済新聞社のPR誌。毎回、1テーマの特集に半分以上のページを費やし、「現代」を切り拓く文化の諸相を考察している。

淀川長治、藤原義江、マルセル・プルースト、マルグリット・デュラス……ホテルに暮らした人たちの生活を通して、日常と非日常が交差する時空間に分け入る。

2016年JAGDA賞を受賞し、海外の著名図書館の日本文化研究・蔵書リストにも加えられた『日経回廊』は、本号をもって休刊となった。
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淀川は自由に暮らした。部屋に通すのは限られた人だけ。ホテルのスタッフもお気に入りの人しか入れない。ドアの隙間からのぞいていつもと違うスタッフだと「出直してらっしゃい」と追い返すこともあった。
元キネマ旬報編集長の植草信和は「先生に『部屋に来てくれ』と言われると認められたような気がした」と話す。

(「淀川長治と東京全日空ホテル」より)
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◎Contents
▶︎特集:ホテルに暮らす
「映画の語り部」の人生貫く
  淀川長治と東京全日空ホテル
「我らのテナー」に最高の舞台
  藤原義江と帝国ホテル
 命の記憶の美学(木下長宏)
  マルセル・プルーストとカブールのグランドホテル
 海から生まれる文学(北代美和子)
  マルグリット・デュラスとロッシュ・ノワール
 魔法使いのいるホテル(四方田犬彦)
  ダニエル・シュミットの思い出
 蘇る伝説のホテル(村上新子)
  ホテル・リッツが教えてくれること
 ホテルが生んだ名作物語
「持てない男」にとってホテルとは(高城剛)
 40年後のホテル・カリフォルニア(片岡義男 / 山口はるみ)
 ホテル暮らしの現実
 僕がホテルをつくるなら(青木淳)
 町を編集するホテル HAGISOというあり方
 ぼくはホテルになりたい(坂口恭平)
▶︎連載
 言葉と生きる(四方田犬彦)
  大ばくち身ぐるみぬいですってんてん
  ー 甘粕正彦 辞世の句
 化ける女 - 尾野真千子(池端俊策)
 ガストロノミー最前線
 男はみんなわがままだ「新井白石」
 「元型」=めぐりあうデザイン②(深澤直人)
 野にありて跳べ 美の活動家に会いに行く
  三島喜美代 / 森村泰昌
 DANDY & RHAPSODY(中村孝則)
  箱入りだから、こだわりも出る。
 ふるさと 食の横道
  中海・宍道湖編 そばと牛乳
 つくる人の住まい(都築響一)
 人と茶室(千宗屋)
 ここにある(グスタフ・クリムト / 砂澤ビッキ)

絶版または版元品切れ
ハードカバー 帯あり
□publisher:日本経済新聞社
□date of issue:2016年
□size:24.8x18.5cm
□page:135
□condition:経年なり・普通 カバー少角当たり 表紙見返し小シミ

» 装い・ライフスタイル
https://narda.thebase.in/categories/1326672
¥1,000 SOLD OUT

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