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ネオ・ダダ JAPAN 1958–1998 磯崎新とホワイトハウスの面々(磯崎新 監修)

ネオ・ダダ  JAPAN 1958–1998  磯崎新とホワイトハウスの面々(磯崎新 監修)
1960年東京で結成された前衛芸術グループ「ネオ・ダダ」の活動の足跡をたどる。1998年、磯崎新が設計した大分「アートプラザ」の開館を記念して開催された展覧会図録。

ハイレッド・センター(高松次郎、赤瀬川原平、中西夏之)、篠原有司男、荒川修作、風倉匠らの作品、パフォーマンスの記録写真を多数掲載。時を超えて、強烈な刺激を放っている。

「ネオ・ダダ」の拠点となった吉村益信の自邸「ホワイトハウス」は、磯崎新のデビュー作でもあった。巻頭に、現存する建物の写真と、本人による当時の回想が記されている。
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日本の芸術が過熱状態にあった1960年から1964年の5年間(ネオ・ダダイズム・オルガナイザーの結成と公開の展覧会をした年から、読売アンデパンダン展が廃止を決定するまでの期間に相当する)、私は数多くのアーティストに出逢った。
建築と都市というそれまでにえらびとっていた私の職業的な領域で、そんな連中から感じ取った熱気を私なりの方法へと変換しようとこころみていた。誰も認めてくれるはずのない試行であった。

(「1960年の刻印」磯崎新 より)
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◎Contents
1960年の刻印 - 磯崎新
戦後美術におけるネオ・ダダの位相 - 針生一郎
60年代の磯崎新 - 多木浩二
その後のネオ・ダダ - 建畠晢
本展の位置づけについて - 菅章
▶︎カタログ
1章 ネオ・ダダ前夜
2章 ホワイトハウスとネオ・ダダの1960年
3章 後期「読売アンデパンダン」の熱気とネオ・ダダのイベント
4章 渡米するアーティストたち
5章 ポップ・アートと60年代前半のアート・シーン
6章 千円札裁判と反芸術
7章 吉村益信の帰国と万博の喧騒
8章 躍進したダダイストたち
9章 日常性の見直し
10章 ネオ・ダダの遺伝子
11章 なぜ今ネオ・ダダなのか
▶︎資料
作家解説
ネオ・ダダ関係出身マップ
日本列島前衛マップ一覧
ネオ・ダダ作家関連展覧会一覧
関連年表
主要参考文献
用語解説
出品作品リスト

絶版または版元品切れ
ソフトカバー 
□publisher:大分市教育委員会
□date of issue:1998年
□size:25.8x19cm
□page:294
□condition:経年なり・普通 表紙・背カド小剥がれ(写真9枚目)

» デザイン・アート
https://narda.thebase.in/categories/1326657
¥6,500 SOLD OUT

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