Item

江戸っ子芸者一代記(中村喜春 著)

江戸っ子芸者一代記(中村喜春 著)
銀座の医者の家に生まれた著者は、芸道に憧れて新橋でお座敷に上がり、戦前の花柳界唯一の「英語のできる芸者」として政財界の名士、海外の著名人ををもてなす日々を送ったのち、外交官の妻となる。

波乱万丈の半生を滔々と語り起こした、喜春姐さんの一代記。1983年に刊行され、世界数カ国で翻訳されベストセラーとなった単行本の文庫化。
---------------------------------
昭和十一年にジャン・コクトーさんが来日しました。(略)
コクトーさんは英語は片言、あたしは何とかしてお話したくてしたくて、でもフランス語はできませんし…。
でも一心て恐ろしいもので、毎日、二言、三言ずつの即席にフランス語を覚えました。手真似口真似で、コクトーさんの英語とあたしのフランス語ではラチがあきませんのでいつも堀口大学先生が助け舟を出してくださいました。でも四、五日目には「ジュスイ、アンシャンテ」なんてやりはじめました。
コクトーさんは大喜びされてあたしのことを「ハッピー・スプリング」(喜春だからでしょうか?)とお呼びになっていました。

(「ゲイシャ・キハル」より)
---------------------------------
◎Contents
許可地の朝
箱部屋のロマンス
お舟行き
水揚げ
あたしの生い立ち
ゲイシャ・キハル
お邸行き
お披露目
ごひいきになったお客様
出世払い
芝居の通訳
警察からの呼び出し
引祝い
印度総領事館
和製マタハリ
収容所生活

ソフトカバー ダストカバー
□publisher:草思社文庫
□date of issue:2012年 初版
□size:15.2x10.6cm
□page:302
□condition:経年なり・良好

» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
¥500 SOLD OUT

通報する

関連商品

  • 三島由紀夫のフランス文学講座(鹿島茂 編、山本容子 装画) 三島由紀夫のフランス文学講座(鹿島茂 編、山本容子 装画) ¥1,600
  • スリはする どこでする ー 続・外国遠足日記帖(岸田今日子 著、和田誠 装幀) スリはする どこでする ー 続・外国遠足日記帖(岸田今日子 著、和田誠 装幀) ¥600
  • 雪屋のロッスさん(いしいしんじ 著、秋山花 カバー画) 雪屋のロッスさん(いしいしんじ 著、秋山花 カバー画) ¥700

ショップの評価