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美術手帖「特集:サイケデリック」- 1988年11月号

美術手帖「特集:サイケデリック」- 1988年11月号
1948年の創刊以来、国内外の現代美術を紹介し続ける『美術手帖』のサイケデリック特集号。1960年代後半と、20年の時を隔てた「現代」のアートシーンを対比させ、その連続性と変容に切り込む。

巻頭カラーページに、グレイトフル・デッド、バーズ、ジミ・ヘンドリックス、ブルー・チアー、ドアーズなどのポスター、カラフルに彩られたピンボールマシンなど、1960年代後半の作品を多数掲載。

音楽評論家・阿木譲が「現代」のサイケデリック・アート/音楽に関する最前線レポートを寄稿している。
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サイケデリックという言葉がニュージャージー神経精神病研究所のハンフリー・オズモンドによってLSDの効果を描写するために初めて使われた「精神世界を拡大する」という意味に添って考えるならば、現在のサイケデリック・ミュージックはすでに根本的な変容・再生を終えコンビュータやエレクトロニクス機器が描く電子幻視のなかの低俗な好色とサディズム的妄想(アレイスター・クロウリーのあらゆる秘儀的宗教が雑然と融合した魔術のようである)や、サイエンス・フィクション的で偏執狂的な奇形的聖像を描く音楽へと進化している。

(「過程を通じての腐敗」阿木譲 より)
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◎Contents
特集:サイケデリック '68 / '88 頭脳改革
 ビート・ゴーズ・オン(村崎健太)
  カリフォルニア・サイケデリック・グラフィティ
 ニューロ・エステティックス(武邑光裕)
 サイケデリックの絶対零度(滝本誠)
  パレットの気違い帽子から
  ホドロフスキーのポジティヴ・アポカリプスへ
 過程を通じての腐敗(阿木譲)
  塩化ヴィニールの80年代ポップ・イコン
「ダダと構成主義」展
やさしい絶望(浅田彰)
杉本博司写真展 視覚のタナトス
アート・キャンプ 88 レポート(松岡正剛)
Films Review「八月の鯨」リンゼン・アンダーソン ほか

表紙:横尾忠則
扉絵:私の花が泣くので、私の心は血の涙を流す(横尾忠則)

ソフトカバー 
□publisher:美術出版社
□date of issue:1988年
□size:20.8x14.8cm
□page:324
□condition:経年なり・普通 表紙スレ少汚れ

» デザイン・アート
https://narda.thebase.in/categories/1326657
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