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沢村貞子という人(山崎洋子 著)

沢村貞子という人(山崎洋子 著)
東京浅草下町の歌舞伎狂言作者の家に生れ、女学校を出て女優になり、名脇役で知られた沢村貞子。その人生の流儀と心を打つ老後を、30年近くマネージャーとして共に過ごして最期を看取った著者による人物伝。

身近な人にしか知りえない暮らしぶりが、ていねいな筆運びで綴られている。沢村貞子の人柄がにじむモノクロ写真、多数掲載。
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沢村さんは、「あり得ないことってあり得ないのよ」とよく言ったが、一つだけ例外があった。
「美しく老いるってあり得ないのよ。だからね、せめて小ぎれいにしていようと思うの」
しかし、美しく老いることもあり得ることを沢村さんは見せてくれた。今、私は、その頃の沢村さんの年齢を越え、やっぱり美しく老いるのはあり得ないことを身にしみて実感しているところである。

(「はじめに」より)
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◎Contents
はじめに
マネージャーってナニ?
仕事を決める話
大橋さんのこと
せっかち
おせっかい
衝立
創る
食事
すきやき弁当
おしゃれ
店じまい
家さがし
上原の家の茶の間
弟・加東大介さん
兄・沢村国太郎さんと甥たち
姉・矢島せいさん
引越し
わしの鯛茶
鶯ととんび

金庫
富士山と夕日
大橋さん逝く
沢村さんの一日
写真
沢村さん発病
沢村さんの死
散骨の日
あとがきにかえて

絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:新潮文庫
□date of issue:2008年 5刷(2007年 初版)
□size:15x10.6cm
□page:198
□condition:経年なり・良好
★商品写真を撮影し直し、再アップしました

» 評伝・ノンフィクション
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