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踊る地平線(谷譲次 著)上・下巻【2冊セット】

踊る地平線(谷譲次 著)上・下巻【2冊セット】
谷譲治、牧逸馬、林不忘、3つのペンネームを使い分け、昭和初期に雑誌「新青年」や新聞小説を活躍の舞台として、『めりけんじゃっぷ』『世界怪奇実話』『丹下左膳』などの作品で人気を博した作家、長谷川海太郎。

本書は、1928年から約1年間にわたり、シベリア鉄道を経由してヨーロッパ14カ国を訪問、「新世界順礼」として『中央公論』誌に連載された旅行記。単行本化に際して『踊る地平線』と改題された。

「はるばるも来つるものかな —— やがて人潮の岸ろんどんをさして汽車はドウヴァをゆるぎ出るのだ。半球の旅のおわりと、空とこがす広告塔の灯とが私達を待っているのであろう。」
モダニズムの薫りに満ちた文体に魅了される、稀有な紀行文学。
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がたん! 列車の振動とともに始まる大陸横断の旅。そしてBUMP! さまざまな人間を呑み込んだロンドンの街から、ドーヴァー海峡をひとっ飛び。フィンランドの湖水の静寂に浸り、夜のパリの甘い罪悪を探訪する。異才谷譲次(1900-35)が綴る昭和の初めの異世界リポート。

(上巻・カバー表紹介文より)
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◎Contents
▶︎上巻
 踊る地平線
 テムズに聴く
 黄と白の群像
 虹を渡る日
 白夜幻想曲
 ノウトルダムの妖怪
▶︎下巻
 血と砂の接吻
 しっぷ・あほうい!
 Mrs. 7 and Mr. 23
 長靴の春
 白い謝肉祭
 海のモザイク

絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher: 岩波文庫
□date of issue:1999年 初版
□size:14.8x11cm
□page:上巻 376 / 下巻 370
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ 三方ヤケ点シミ

» 随筆・エッセイ
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