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明治・大正詩集の装幀(工藤早弓 著) - 京都書院アーツコレクション18
明治15年『新体詩抄』の刊行によって、西欧の詩の概念を採り入れた日本の近代詩歌の歴史が幕を開ける。
西欧詩の翻訳をもって始まった「新体詩」は、日本語による近代詩の創作へと発展し、「浪漫主義」「象徴主義」と潮流を変えながら、数多の詩人たちが才を競い合った。
明治・大正の貴重な初版詩集コレクション(井田架蔵書)のカラー図版を多数収録し、その造本の美を探る一冊。日本近代詩歌の黎明期の歴史をたどる、詳しい解説が付されている。
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自らを装本家と呼ぶ恩地孝四郎はこういっている。
— 本は文明の旗だ。その旗は当然美しくあらねばならない。美しくない旗は、旗の効用を無意味若しくは薄弱にする。美しくない本は、その効用を滅殺される。即ち本である以上美しくなければ意味がない。—『本の美術』
詩という内容を生かすための入れものとしての詩集は美しい。
(「はじめに」工藤早弓より)
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◎Contents
近代詩歌の産声
新体詩抄
浪漫主義の高まり
島崎藤村
土井晩翠
与謝野鉄幹
岩野泡鳴
河井酔茗
伊良子清白
浪漫から象徴へ
薄田泣菫
蒲原有明
上田敏と『海潮音』
象徴主義の時代
三木露風
北原白秋
木下杢太郎
日夏耿之介
堀口大学
萩原朔太郎
室生犀星
宮沢賢治
高橋新吉
明治・大正詩集の装幀(工藤早弓)
絶版または版元品切れ
(2012年に紫紅社文庫から新装版刊行)
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:京都書院
□date of issue:1997年 初版
□size:14.8x10.5cm
□page:255
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ傷み
背ヤケ褪色 上端スレ傷み カバー裏ラベル剥がし跡
» デザイン・アート
https://narda.thebase.in/categories/1326657
西欧詩の翻訳をもって始まった「新体詩」は、日本語による近代詩の創作へと発展し、「浪漫主義」「象徴主義」と潮流を変えながら、数多の詩人たちが才を競い合った。
明治・大正の貴重な初版詩集コレクション(井田架蔵書)のカラー図版を多数収録し、その造本の美を探る一冊。日本近代詩歌の黎明期の歴史をたどる、詳しい解説が付されている。
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自らを装本家と呼ぶ恩地孝四郎はこういっている。
— 本は文明の旗だ。その旗は当然美しくあらねばならない。美しくない旗は、旗の効用を無意味若しくは薄弱にする。美しくない本は、その効用を滅殺される。即ち本である以上美しくなければ意味がない。—『本の美術』
詩という内容を生かすための入れものとしての詩集は美しい。
(「はじめに」工藤早弓より)
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◎Contents
近代詩歌の産声
新体詩抄
浪漫主義の高まり
島崎藤村
土井晩翠
与謝野鉄幹
岩野泡鳴
河井酔茗
伊良子清白
浪漫から象徴へ
薄田泣菫
蒲原有明
上田敏と『海潮音』
象徴主義の時代
三木露風
北原白秋
木下杢太郎
日夏耿之介
堀口大学
萩原朔太郎
室生犀星
宮沢賢治
高橋新吉
明治・大正詩集の装幀(工藤早弓)
絶版または版元品切れ
(2012年に紫紅社文庫から新装版刊行)
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:京都書院
□date of issue:1997年 初版
□size:14.8x10.5cm
□page:255
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ傷み
背ヤケ褪色 上端スレ傷み カバー裏ラベル剥がし跡
» デザイン・アート
https://narda.thebase.in/categories/1326657
