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人形の寺 - 宝鏡寺の市松人形たち(北川幸三 写真)
古くから人形供養の寺として知られる、京都・宝鏡寺。境内にある人形塚には〈人形よ誰かつくりしか/誰れに愛されしか/知らねども/愛された事実こそ/汝の成仏の誠なれ〉という武者小路実篤の言葉が刻まれている。
写真家・北川幸三が、宝鏡寺に三年間かよいつめ、もの言わぬ人形たちの姿を、モノクロームの光と影の画面にうつしとった写真集。
巻頭に田辺聖子が、幼い日々の「市松人形」の想い出を綴っている。
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市松というのは江戸中期の人気俳優、佐野川市松である。市松の顔に似せて作ったところから、市松人形とよばれたのであろう。いちまつといわず、関西ではいちまという。私たちは「いちまサン」と人形のことをいっていた。
「いちまサンみたいなお子や」
というのは幼い子をほめるときの最大級の讃辞なのだった。
(「市松人形に寄せて」田辺聖子より)
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◎Contents
市松人形に寄せて(田辺聖子)
作品
沈黙の賦(箙 田鶴子)
宝鏡寺の由来と人形たち(宝鏡寺門跡 沢田恵瑞)
あとがきにかえて(北川幸三)
絶版または版元品切れ
ハードカバー クロス装 函
□publisher:神無書房
□date of issue:1978年初版
□size:27x26.5cm
□page:89
□condition:普通 函汚れ傷み
本体は良好な状態です。
» 写真・映像・その他
https://narda.thebase.in/categories/1326661
写真家・北川幸三が、宝鏡寺に三年間かよいつめ、もの言わぬ人形たちの姿を、モノクロームの光と影の画面にうつしとった写真集。
巻頭に田辺聖子が、幼い日々の「市松人形」の想い出を綴っている。
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市松というのは江戸中期の人気俳優、佐野川市松である。市松の顔に似せて作ったところから、市松人形とよばれたのであろう。いちまつといわず、関西ではいちまという。私たちは「いちまサン」と人形のことをいっていた。
「いちまサンみたいなお子や」
というのは幼い子をほめるときの最大級の讃辞なのだった。
(「市松人形に寄せて」田辺聖子より)
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◎Contents
市松人形に寄せて(田辺聖子)
作品
沈黙の賦(箙 田鶴子)
宝鏡寺の由来と人形たち(宝鏡寺門跡 沢田恵瑞)
あとがきにかえて(北川幸三)
絶版または版元品切れ
ハードカバー クロス装 函
□publisher:神無書房
□date of issue:1978年初版
□size:27x26.5cm
□page:89
□condition:普通 函汚れ傷み
本体は良好な状態です。
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