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旅行者の朝食(米原万里 著)
ロシア語同時通訳者の第一人者と活躍し、テレビ番組に同行した際の体験を記した『マイナス50℃の世界』など、文筆家としても非凡な才気を発揮した米原万里。
「生きるために食べるのではなく、食べるために生きる」をモットーとする著者が、世界の美味珍味を探索するエッセイ集。
ロシアの伝統菓子「ハルヴァ」の美味しさに感動したあまり、同じ名前で呼ばれる多様な菓子がユーラシア大陸全域に広がっていることを突き詰めていく「トルコ蜜飴の版図」など、その旺盛な好奇心に魅了される。
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ヌガーとトルコ蜜飴とハルヴァと求肥と落雁とポルボロンは血縁関係にあることをも確信した。これを思う時、古代から中世にかけて、ユーラシアの大地がさまざまな遊牧民や商人たちによって繋がっていた情景が目に浮かぶ。
プラハの学校で、多民族の学友たちがハルヴァに舌鼓を打った光景は、その延長線上のひとつのエピソードに過ぎなかったのだ。
(「トルコ蜜飴の版図」より)
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◎Contents
卵が先か、鶏が先か
ウォトカをめぐる二つの謎
トルコ蜜飴の版図
ドラキュラの好物
パンを踏んで地獄に堕ちた娘
シベリアの鮨
食い気と色気は共存するか ほか
ソフトカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:文春文庫
□date of issue:2007年 8刷(2004年 初版)
□size:15.2x10.6cm
□page:278
□condition:経年なり・良好 ヤケスレ汚れ傷み 上端ヨレ
★『マイナス50℃の世界』は下記にて販売中です。
https://narda.thebase.in/items/27958162
「生きるために食べるのではなく、食べるために生きる」をモットーとする著者が、世界の美味珍味を探索するエッセイ集。
ロシアの伝統菓子「ハルヴァ」の美味しさに感動したあまり、同じ名前で呼ばれる多様な菓子がユーラシア大陸全域に広がっていることを突き詰めていく「トルコ蜜飴の版図」など、その旺盛な好奇心に魅了される。
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ヌガーとトルコ蜜飴とハルヴァと求肥と落雁とポルボロンは血縁関係にあることをも確信した。これを思う時、古代から中世にかけて、ユーラシアの大地がさまざまな遊牧民や商人たちによって繋がっていた情景が目に浮かぶ。
プラハの学校で、多民族の学友たちがハルヴァに舌鼓を打った光景は、その延長線上のひとつのエピソードに過ぎなかったのだ。
(「トルコ蜜飴の版図」より)
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◎Contents
卵が先か、鶏が先か
ウォトカをめぐる二つの謎
トルコ蜜飴の版図
ドラキュラの好物
パンを踏んで地獄に堕ちた娘
シベリアの鮨
食い気と色気は共存するか ほか
ソフトカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:文春文庫
□date of issue:2007年 8刷(2004年 初版)
□size:15.2x10.6cm
□page:278
□condition:経年なり・良好 ヤケスレ汚れ傷み 上端ヨレ
★『マイナス50℃の世界』は下記にて販売中です。
https://narda.thebase.in/items/27958162
