Item
私の長生き料理(宇野千代 著)
1996年、98歳で天寿をまっとうした宇野千代は料理を作るのが大好きで、「どんなに体によくてもおいしくなければいけない」というのが信条でした。その長寿を支えたとびきりの推薦料理を紹介する、レシピ付きビジュアル文庫。
自らの歩んで来た日々を振り返り、ときどきの思い出を交えながら、ひとつひとつの料理、素材へのこだわりをやわらかな語り口で綴っています。
-------------------------
尾崎士郎と私が暮らしたのは、あれはもう、六十年以上も昔のことになりましたが、今でもその頃のことを思い起こしますのに、つい昨日のように思えるのです。
尾崎の故郷である吉良を訪れましたのは、今から四年前の春でした。
私が大好きないちじくがこの吉良の名産と聞いたときは、何か深い因縁のようなものを感じたことでした。吉良のいちじくは、上品で、コクがあって、それはそれはとびきり上等のおいしさなのです。
(「いちじくの利休仕立て・いちじくのえびあんかけ」より抜粋)
-------------------------
◎Contents
私の朝ご飯
きぬさや炒め
あずきがゆ
野菜とベーコン入りの牛乳スープ
いちじくの利休仕立て・
いちじくのえびあんかけ
穴子の押し鮨・蛤すし
ぶり大根
変わり天ぷら二種
よもぎ団子
私のお弁当 ほか
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:集英社文庫
□date of issue:1998年 初版
□size:14.9x10.5cm
□page:208
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ傷みキレ
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
自らの歩んで来た日々を振り返り、ときどきの思い出を交えながら、ひとつひとつの料理、素材へのこだわりをやわらかな語り口で綴っています。
-------------------------
尾崎士郎と私が暮らしたのは、あれはもう、六十年以上も昔のことになりましたが、今でもその頃のことを思い起こしますのに、つい昨日のように思えるのです。
尾崎の故郷である吉良を訪れましたのは、今から四年前の春でした。
私が大好きないちじくがこの吉良の名産と聞いたときは、何か深い因縁のようなものを感じたことでした。吉良のいちじくは、上品で、コクがあって、それはそれはとびきり上等のおいしさなのです。
(「いちじくの利休仕立て・いちじくのえびあんかけ」より抜粋)
-------------------------
◎Contents
私の朝ご飯
きぬさや炒め
あずきがゆ
野菜とベーコン入りの牛乳スープ
いちじくの利休仕立て・
いちじくのえびあんかけ
穴子の押し鮨・蛤すし
ぶり大根
変わり天ぷら二種
よもぎ団子
私のお弁当 ほか
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:集英社文庫
□date of issue:1998年 初版
□size:14.9x10.5cm
□page:208
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ傷みキレ
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
