Item
美味放浪記(檀一雄 著)
作家・檀一雄が、好奇心のおもむくままに、美味を求めて国内・国外をさまよい歩き、その土地土地に根付く「飲食のありさま」を書き記した紀行エッセイ集。
雑誌『旅』での連載(国内篇:1965年、国外篇:1972年)を一冊にまとめ、1973年に刊行された単行本の文庫版。
-------------------------
ここに「美味放浪記」と題して、旅行記風に、私の飲食の次第を語ったが、もとより私は、云うところの美食家でも、趣味家でもない。
まったく平穏な一個の放浪者であって、そこに人だかりがしていれば、その人だかりを覗き込み、そこに喰べたり飲んだりしている人の群れがあれば、その人の群れの中にまぎれ込み、さながら、その喧噪に埋もれるようにしながら、飲んだり、喰ったり、しているだけのことだ。(あとがき より)
-------------------------
◎Contents
・国内篇
夜店の毛蟹に太宰の面影を偲ぶ(札幌・函館)
野菜のひとかけらにも千年の重み(京都)
攻撃をさばいて喰べるワンコソバ(津軽・南部)ほか
・国外篇
カンガルーこそ無類の珍味(オーストラリア)
ボルシチに流浪の青春時代を想う(ソビエト)
食文化の殿堂・晩秋の北京を行く(中国)ほか
絶版または版元品切れ(2004年に新装版刊行)
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:中公文庫
□date of issue:1995年17刷(1976年 初版)
□size:15.6x11.4cm
□page:350
□condition:経年なり・普通 カバースレ 背上端破れ
奥付ページ端破れ(写真9枚目)
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
雑誌『旅』での連載(国内篇:1965年、国外篇:1972年)を一冊にまとめ、1973年に刊行された単行本の文庫版。
-------------------------
ここに「美味放浪記」と題して、旅行記風に、私の飲食の次第を語ったが、もとより私は、云うところの美食家でも、趣味家でもない。
まったく平穏な一個の放浪者であって、そこに人だかりがしていれば、その人だかりを覗き込み、そこに喰べたり飲んだりしている人の群れがあれば、その人の群れの中にまぎれ込み、さながら、その喧噪に埋もれるようにしながら、飲んだり、喰ったり、しているだけのことだ。(あとがき より)
-------------------------
◎Contents
・国内篇
夜店の毛蟹に太宰の面影を偲ぶ(札幌・函館)
野菜のひとかけらにも千年の重み(京都)
攻撃をさばいて喰べるワンコソバ(津軽・南部)ほか
・国外篇
カンガルーこそ無類の珍味(オーストラリア)
ボルシチに流浪の青春時代を想う(ソビエト)
食文化の殿堂・晩秋の北京を行く(中国)ほか
絶版または版元品切れ(2004年に新装版刊行)
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:中公文庫
□date of issue:1995年17刷(1976年 初版)
□size:15.6x11.4cm
□page:350
□condition:経年なり・普通 カバースレ 背上端破れ
奥付ページ端破れ(写真9枚目)
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
