Item
12人のグラフィックデザイナー 第2集(粟津潔、勝井三雄、田中一光、和田誠)★難あり
12人の先鋭的なグラフィックデザイナーを4人ずつ取り上げ、1960年代後半に刊行された、全3巻シリーズの第2集。
欧米のデザインの引力圏から飛翔しようとする、それぞれの軌跡を記録した作品集。各々のデザイン思想と60年代的熱気を孕む、作家自らによる序文も興味深い。
--------------------------------
つまり古典的なデザイン理論や思考から、自分自身の独断、決断を所有することによって、きわめて「フリーダム」なデザインへ向う。この場合、私にとってすべての世界がデザインにかわるのである。(行動者としてのデザイン 粟津潔 より)
--------------------------------
我々の仕事は、いつも今日的社会との対応の中で、感覚的に表出することを要求される。デザインは一種の構築する行為が含まれていて、本質的にはプラスのエネルギーである。(とき - ひとこと多いはなし 勝井光雄 より)
--------------------------------
日本の紋章をみて感心することは、基準となるパターンの一つ一つに、丸、角、蔭、裏などといった、変化と展開のシステムをもっていることである。(遍歴 田中一光 より)
--------------------------------
デザインに関していえば、技術よりも思想が重要であるという意見には、正しいようだが賛成しかねるので、一匹のキリギリスの絵に思想を求めるのは無理でも、それが非常にうまく描かれていればそれだけで素晴らしいことだと思う。(ゲームと芸と 和田誠 より)
--------------------------------
◎巻頭序文:世界 - 状況 - 発見 - 問題 小松左京
絶版または版元品切れ
ハードカバー
□publisher:美術出版社
□date of issue:1968年 初版
□size:26.4x18.6cm
□page:141
□condition:経年なり・可 ヤケスレ汚れ傷み 天・小口シミ ダストカバー無し・裸本
» デザイン・アート
https://narda.thebase.in/categories/1326657
欧米のデザインの引力圏から飛翔しようとする、それぞれの軌跡を記録した作品集。各々のデザイン思想と60年代的熱気を孕む、作家自らによる序文も興味深い。
--------------------------------
つまり古典的なデザイン理論や思考から、自分自身の独断、決断を所有することによって、きわめて「フリーダム」なデザインへ向う。この場合、私にとってすべての世界がデザインにかわるのである。(行動者としてのデザイン 粟津潔 より)
--------------------------------
我々の仕事は、いつも今日的社会との対応の中で、感覚的に表出することを要求される。デザインは一種の構築する行為が含まれていて、本質的にはプラスのエネルギーである。(とき - ひとこと多いはなし 勝井光雄 より)
--------------------------------
日本の紋章をみて感心することは、基準となるパターンの一つ一つに、丸、角、蔭、裏などといった、変化と展開のシステムをもっていることである。(遍歴 田中一光 より)
--------------------------------
デザインに関していえば、技術よりも思想が重要であるという意見には、正しいようだが賛成しかねるので、一匹のキリギリスの絵に思想を求めるのは無理でも、それが非常にうまく描かれていればそれだけで素晴らしいことだと思う。(ゲームと芸と 和田誠 より)
--------------------------------
◎巻頭序文:世界 - 状況 - 発見 - 問題 小松左京
絶版または版元品切れ
ハードカバー
□publisher:美術出版社
□date of issue:1968年 初版
□size:26.4x18.6cm
□page:141
□condition:経年なり・可 ヤケスレ汚れ傷み 天・小口シミ ダストカバー無し・裸本
» デザイン・アート
https://narda.thebase.in/categories/1326657
