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パリ仕込みお料理ノート（石井好子 著、村上昂（村上芳正）装画・挿画）
1952年にシャンソン歌手としてデビューしたパリで“食いしん坊”に開眼した著者が、人生で出会った忘れられない料理、世界の歌の友人たちの想い出などを自在に綴るエッセイ集。
装画挿画は村上昂と記されていますが、角川文庫版『家畜人ヤプー』（沼正三）の装幀装画などを手がけた村上芳正の変名だそうです。
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パリでお互いにひとり暮らしをしていたころ、オペラ歌手の砂原美智子さんが病気になった。胃腸を悪くしてやせ細り、「何も食べられない」「何も食べたくない」という。
「何も食べなかったらダメよ。おかゆを作ってあげる」というと、おしょうゆで味つけした野菜スープなら食べられそうだといった。そこで、毎日野菜スープを作りに通った。（略）
病人でも、悲しみに沈んでいる人でも、スープならなんとか食べられる。スープとはありがたい食べ物である。
（「悲しいときにもおいしいスープ」より）
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◎Contents
台所ずいひつ
悲しいときにもおいしいスープ、ソ連ラーメン旅行……
シャンソン・ド・パリ
来日タレントとその食欲、永遠の歌手 ー ダミア……
絶版または版元品切れ（2016年に新装版刊行）
ソフトカバー ダストカバー
□publisher：文春文庫
□date of issue：1992年 8刷（1983年 初版）
□size：15.5x10.6cm
□page：234
□condition：経年なり・普通 ヤケスレ汚れ傷み
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
装画挿画は村上昂と記されていますが、角川文庫版『家畜人ヤプー』（沼正三）の装幀装画などを手がけた村上芳正の変名だそうです。
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パリでお互いにひとり暮らしをしていたころ、オペラ歌手の砂原美智子さんが病気になった。胃腸を悪くしてやせ細り、「何も食べられない」「何も食べたくない」という。
「何も食べなかったらダメよ。おかゆを作ってあげる」というと、おしょうゆで味つけした野菜スープなら食べられそうだといった。そこで、毎日野菜スープを作りに通った。（略）
病人でも、悲しみに沈んでいる人でも、スープならなんとか食べられる。スープとはありがたい食べ物である。
（「悲しいときにもおいしいスープ」より）
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◎Contents
台所ずいひつ
悲しいときにもおいしいスープ、ソ連ラーメン旅行……
シャンソン・ド・パリ
来日タレントとその食欲、永遠の歌手 ー ダミア……
絶版または版元品切れ（2016年に新装版刊行）
ソフトカバー ダストカバー
□publisher：文春文庫
□date of issue：1992年 8刷（1983年 初版）
□size：15.5x10.6cm
□page：234
□condition：経年なり・普通 ヤケスレ汚れ傷み
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