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ガラスの靴(安岡章太郎 著、鴨居羊子 カバー画)
昭和26年に発表されたデビュー作「ガラスの靴」から、昭和30年までの短篇群を収めた、第三の新人・安岡章太郎の初期作品集。
「死の翳をもった戦争という空間から突如解放された、やりきれない白々しさと無意味な戦後という世界」(解説・饗庭孝男より)を生きる青年の姿を、みずみずしい文体で描く。鴨居羊子の描くカバー画にも心惹かれる。
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猟銃店の夜警のアルバイト学生である「僕」と、米軍軍医の家のメイドとして働く少女のような娘悦子との恋愛。独得の童話的雰囲気と清潔さ、郷愁を感じさせる処女作「ガラスの靴」。芥川賞受賞作「悪い仲間」「陰気な愉しみ」。
本書は、“青春の落第生”を扱ったもの、軍隊の体験、敗戦後のアメリカ占領下の生活、秀作「海辺の光景」につながる私小説の系譜に属するもの、から17編を収録。著者の文学的感性の原型が見事に示された初期の珠玉作品集。(カバー折り返し紹介文より)
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解説 吉行淳之介
新版解説 饗庭孝男
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ハードカバー
□publisher:角川文庫
□date of issue:1980年 改版10刷(1974年 改版初版)
□size:14.8x10.4cm
□page:300
□condition:経年なり・普通 ヤケスレ汚れ傷み カバー背剥がれ、裏表紙当たり傷
» 小説
https://narda.thebase.in/categories/1326662
「死の翳をもった戦争という空間から突如解放された、やりきれない白々しさと無意味な戦後という世界」(解説・饗庭孝男より)を生きる青年の姿を、みずみずしい文体で描く。鴨居羊子の描くカバー画にも心惹かれる。
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猟銃店の夜警のアルバイト学生である「僕」と、米軍軍医の家のメイドとして働く少女のような娘悦子との恋愛。独得の童話的雰囲気と清潔さ、郷愁を感じさせる処女作「ガラスの靴」。芥川賞受賞作「悪い仲間」「陰気な愉しみ」。
本書は、“青春の落第生”を扱ったもの、軍隊の体験、敗戦後のアメリカ占領下の生活、秀作「海辺の光景」につながる私小説の系譜に属するもの、から17編を収録。著者の文学的感性の原型が見事に示された初期の珠玉作品集。(カバー折り返し紹介文より)
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解説 吉行淳之介
新版解説 饗庭孝男
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ハードカバー
□publisher:角川文庫
□date of issue:1980年 改版10刷(1974年 改版初版)
□size:14.8x10.4cm
□page:300
□condition:経年なり・普通 ヤケスレ汚れ傷み カバー背剥がれ、裏表紙当たり傷
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