Item
食前にたっぷり(日本ペンクラブ 編、色川武大 選)
「食」にまつわる短篇、日記、随筆17篇を収録したアンソロジー。作家・色川武大が独自の視点によって選び出したもので、類書ではあまり取り上げられないような、戦前戦後の名作が収められています。
--------------------
食べ物は人生の喜び、楽しみ、哀しみの全てである。----- 食べ物に関する作品十七篇を収録。(カバー裏紹介文 より)
〈収録内容〉美食倶楽部(谷崎潤一郎)/小僧の神様(志賀直哉)/ロッパの悲食記〈抄〉(古川緑波)/無声戦争日記〈抄〉(徳川夢声)/骨の肉(河野多恵子)/ビフテキ(富岡多恵子)/おいしい罠(日影丈吉)/この町(山口瞳)/わたしを食べる人(阿刀田高)/最後の晩餐ⅠⅡ(開高健)/蟹甲癬(筒井康隆)/満腹の星・いかもの食い(小松左京)/二ノ橋柳亭(神吉拓郎)/鶏を煮る(八木忠栄)/わたしの好物(深沢七郎)
--------------------
この中で、ちょっと一言、記しておく必要があると思われるのは、古川ロッパ、徳川夢声、両氏の戦中日記についてである。(略)本書におさめたのは『悲食記』の一部で、戦時体勢下の昭和十九年の日記の抄である。悲食といっているが、これでも当時の一般人の食べ物とくらべれば大ぜいたくであって、もし当時にこの文章を発表したりしたら、庶民のヤミ討ちを喰ったかもしれない。(あとがき より)
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:集英社
□date of issue:1983年 初版
□size:15.2x10.6cm
□page:392
□condition:経年なり・普通 ヤケスレ汚れ傷み
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
--------------------
食べ物は人生の喜び、楽しみ、哀しみの全てである。----- 食べ物に関する作品十七篇を収録。(カバー裏紹介文 より)
〈収録内容〉美食倶楽部(谷崎潤一郎)/小僧の神様(志賀直哉)/ロッパの悲食記〈抄〉(古川緑波)/無声戦争日記〈抄〉(徳川夢声)/骨の肉(河野多恵子)/ビフテキ(富岡多恵子)/おいしい罠(日影丈吉)/この町(山口瞳)/わたしを食べる人(阿刀田高)/最後の晩餐ⅠⅡ(開高健)/蟹甲癬(筒井康隆)/満腹の星・いかもの食い(小松左京)/二ノ橋柳亭(神吉拓郎)/鶏を煮る(八木忠栄)/わたしの好物(深沢七郎)
--------------------
この中で、ちょっと一言、記しておく必要があると思われるのは、古川ロッパ、徳川夢声、両氏の戦中日記についてである。(略)本書におさめたのは『悲食記』の一部で、戦時体勢下の昭和十九年の日記の抄である。悲食といっているが、これでも当時の一般人の食べ物とくらべれば大ぜいたくであって、もし当時にこの文章を発表したりしたら、庶民のヤミ討ちを喰ったかもしれない。(あとがき より)
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:集英社
□date of issue:1983年 初版
□size:15.2x10.6cm
□page:392
□condition:経年なり・普通 ヤケスレ汚れ傷み
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
