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創作集 きづな(阿部艶子 著)
阿部艶子(1912-1994)は、昆虫学者・三宅恒方と作家・三宅やす子の娘で、最初の夫はシュルレアリスム画家の阿部金剛。西村伊作、与謝野晶子・鉄幹らによって創設された文化学院で学び、進取の気風をもったモダンガールとして育ちました。
女性の微妙な心理を、淡々とした筆致で描いた短篇小説集。三好達治と宇野千代が、帯文を寄せています。
◎Contents
ひばり、きづな、小犬、夢魔、空瓶、弟に、夫におくる手紙、老婆の話、音楽会にて、うらみ、婚礼衣裳
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ちこさん、今眼をお覚しになったら、あなたは私を殺したいとお思ひになるでせうか。さう、殺して下さればいいのに。こんな、贅沢な、二人の人を愛さうなどといふ、神様に背いた大それた女の私なんか、殺して下さればいいのに。(「夫におくる手紙」より)
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー セロハンカバー 帯あり
□publisher:学風書院
□date of issue:1954年
□size:18.5x13.2cm
□page:244
□condition:経年なり・普通 ヤケスレ汚れ傷み セロハンカバー破れ
版元の出版案内しおり「学風」あり(写真9、10枚目)
» 小説
https://narda.thebase.in/categories/1326662
女性の微妙な心理を、淡々とした筆致で描いた短篇小説集。三好達治と宇野千代が、帯文を寄せています。
◎Contents
ひばり、きづな、小犬、夢魔、空瓶、弟に、夫におくる手紙、老婆の話、音楽会にて、うらみ、婚礼衣裳
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ちこさん、今眼をお覚しになったら、あなたは私を殺したいとお思ひになるでせうか。さう、殺して下さればいいのに。こんな、贅沢な、二人の人を愛さうなどといふ、神様に背いた大それた女の私なんか、殺して下さればいいのに。(「夫におくる手紙」より)
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー セロハンカバー 帯あり
□publisher:学風書院
□date of issue:1954年
□size:18.5x13.2cm
□page:244
□condition:経年なり・普通 ヤケスレ汚れ傷み セロハンカバー破れ
版元の出版案内しおり「学風」あり(写真9、10枚目)
» 小説
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