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胡桃の中の世界(澁澤龍彦 著)
1974年に刊行された単行本の文庫版。数多い澁澤龍彦の著者の中でも、主著のひとつと目される記念碑的作品。ヨーロッパの典籍の中に深く分け入り、澁澤の嗜好にそった象徴的な事物について縦横無尽に書き綴っています。
ここには埃っぽい現実の風はまったく吹いていない。70年代以後の私の仕事の、新しい出発点となったのが本書であるような気がしている。(文庫版あとがき より)
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石、螺旋、卵、紋章、時計、庭園 ー 凝縮されたもうひとつの世界を宿す小宇宙をテーマに幾多の書物を渉猟し、さまざまなエピソードや原型をはらんで展開する多様なイメージの彼方に、人類の結晶志向の系譜をたどるイメージの博物誌。著者のエッセースタイルが確立された『夢の宇宙誌』のモチーフを継承し発展させた本書は、その後の著作活動の展開を告知するメルクマールである。(カバー裏 紹介文より)
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:河出文庫
□date of issue:1984年 初版
□size:15.1x10.6cm
□page:271
□condition:経年なり・普通 ヤケスレ汚れ ページ端折れ
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
ここには埃っぽい現実の風はまったく吹いていない。70年代以後の私の仕事の、新しい出発点となったのが本書であるような気がしている。(文庫版あとがき より)
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石、螺旋、卵、紋章、時計、庭園 ー 凝縮されたもうひとつの世界を宿す小宇宙をテーマに幾多の書物を渉猟し、さまざまなエピソードや原型をはらんで展開する多様なイメージの彼方に、人類の結晶志向の系譜をたどるイメージの博物誌。著者のエッセースタイルが確立された『夢の宇宙誌』のモチーフを継承し発展させた本書は、その後の著作活動の展開を告知するメルクマールである。(カバー裏 紹介文より)
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:河出文庫
□date of issue:1984年 初版
□size:15.1x10.6cm
□page:271
□condition:経年なり・普通 ヤケスレ汚れ ページ端折れ
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