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母の恋文 谷川徹三・多喜子の手紙(谷川俊太郎 編)

母の恋文 谷川徹三・多喜子の手紙(谷川俊太郎 編)
谷川俊太郎の両親が、若い頃(大正10年〜12年)にかわした恋文をまとめた書簡集。さすが、希代の詩人を生み出したお二人だけはあると、まずは、その常軌を逸した筆まめさに驚かされます。内容をじっくり読むと、二人の心の細やかさ、やわらかさが伝わってきます。

あとがきに「当時の京都に住む二十代のインテリたちが、何を考え、何に悩み、どんな暮らしをし、どんな映画や展覧会を見、どんな音楽会や芝居に行っていたかということがよくわかる」と記されているように、文化史的観点からも面白く読める本。
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高名な哲学者だった父・谷川徹三。そのかげに隠れるように一生を終えた母・多喜子。両親の遺品のなかに、若き日に二人が交わした537通もの恋文が残されていた。京大生だった徹三が多喜子と出会ったのは、大正10(1921)年、恋う思いを朝な夕なに手紙にしたため、二人は結婚した。長い時間が流れたいま、父母の愛の往復書簡を、詩人で息子の谷川俊太郎が、愛惜の念をこめて世に送る。(カバー裏 紹介文)

絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:新潮文庫
□date of issue:1997年 初版
□size:
□page:381
□condition:経年なり・普通 スレ汚れ 背ヤケ小破れ ページ端折れ(写真7枚目)

» 評伝・ノンフィクション
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