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樹の実草の実（倉多江美 著）
倉多江美の魅力は、「ぼさつ日記」のようなナンセンスなギャク漫画から、カフカやカミュを思わせる不条理な世界まで幅広く描きながら、いずれも共通の乾いた視点や空気をまとっていること。
表題作「樹の実草の実」の叙情性、「イージーゴーイング」の批評性、「フェイブルくんの夢」の諧謔性、「一万十秒物語シリーズ」の幻想性、「球面三角」の不条理性など、デビュー2冊目のコミックスである本書には、倉多江美の魅力が凝縮されています。
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倉多江美のまんが世界には一種独得の香気が立ちこめている。それは、秀れた短編小説を読むときに味わう醍醐味に似て、読者に豊饒な精神の高揚と充足をもたらしてくれる。彼女は人生の機微と哀歓を軽妙な筆致で語りかけるが、そこに一筋鮮烈にきらめく硬質な光を見るだろう。（カバー折り返し・作品かいせつより）
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher：白泉社 花とゆめCOMICS
□date of issue：1980年9版（1977年初版）※初版とは表紙が異なります。
□size： 17.5x11.3cm
□page：188
□condition：経年・普通 スレ 小口薄シミ
» 絵本・ピクチャーブック
https://narda.thebase.in/categories/1326659
表題作「樹の実草の実」の叙情性、「イージーゴーイング」の批評性、「フェイブルくんの夢」の諧謔性、「一万十秒物語シリーズ」の幻想性、「球面三角」の不条理性など、デビュー2冊目のコミックスである本書には、倉多江美の魅力が凝縮されています。
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倉多江美のまんが世界には一種独得の香気が立ちこめている。それは、秀れた短編小説を読むときに味わう醍醐味に似て、読者に豊饒な精神の高揚と充足をもたらしてくれる。彼女は人生の機微と哀歓を軽妙な筆致で語りかけるが、そこに一筋鮮烈にきらめく硬質な光を見るだろう。（カバー折り返し・作品かいせつより）
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher：白泉社 花とゆめCOMICS
□date of issue：1980年9版（1977年初版）※初版とは表紙が異なります。
□size： 17.5x11.3cm
□page：188
□condition：経年・普通 スレ 小口薄シミ
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