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詩集 ふたりであるもの(吉田文憲 著)

詩集 ふたりであるもの(吉田文憲 著)
〈存在しないものを呼び寄せる熱情〉をもって書かれた第一詩集『花輪線へ』から40年を経て、終わらない時間の扉を開き、新たな詩境へ歩みを進める。

装画・装幀:福山知佐子
見返し写真:西村光「花輪線列車」
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風が巻き起こる
そこがわたしたちの再び出会う場所だろうか
無人駅のこちら側
ずぶ濡れで一人残された窓のこちら側
半開きになったドアは
まだ海にむかって開かれたままだ

(「終わらない時間」より)
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◎Contents
ふたりであるもの
音(ずれ)
林檎の息のにおいのする町
訪れたもの
空域
二つの声
葬送
残されて
滞留
腹話術
影を吐き出す石
前世
dumb
降りてくる息
隕石が…
終わらない時間
丘のうえ
風の泣くところ


絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:思潮社
□date of issue:2021年 初版
□size:22x15cm
□page:84
□condition:経年なり・良好

» 詩歌・その他
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