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河岸亡日抄(堀江敏幸 著)

河岸亡日抄(堀江敏幸 著)
ひとりの老人の世話で、異国のとある河岸に繋留された船に住むことになった「彼」は、古い家具とレコードが整然と並ぶリビングを珈琲の香りで満たしながら、本を読み、時折訪れる郵便夫らと語らう……。

ゆるやかに流れる時間のなかで、動かぬ船内で言葉を紡ぎつつ、なおどこかへの移動を試みる長篇小説。
(カバー裏紹介文 より)
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わたしは小説を読んでいたのだろうか……。最後の頁を読み了えて、ふと思った。(略)
一頁あるいは数頁にわたる文章の束は、香りたかいエッセイのようでもあるし、低い声で紡ぎだされる分厚いアフォリズムのようでもある。そして気がつけば、物語のなかに溶けいっている自分がいて、そしてまた物語からさまよい出てぼんやり別のことを考えている自分がいる。

(「解説」鷲田清一 より)
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解説:鷲田清一
カバーオブジェ:三谷龍二

ソフトカバー ダストカバー
□publisher:新潮文庫
□date of issue:2008年 初版
□size:15x10.5cm
□page:407
□condition:経年なり・良好

» 小説
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