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詩集 ルウ、ルウ(杉本徹 著)
萩原朔太郎、西脇順三郎を敬愛し、「散歩者」を自認する詩人・杉本徹が、彷徨うことによって生み出される詩情を刻み込んだ第三詩集。
鮮烈なもの、あふれるもの、託したもの、よ──17篇の〝窓〟のはて、かけがえのない都市の鼓動を聴く。(帯文より)
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わたしは走らない、ただ光を跳ぼうとした。非常階段の錆は展翅されたまま、雑居ビル群の谷の虚ろでしきりとざらついて、掻き消える、……鎖された暗い窓が翻りたくて、鳴く、ルウ、ルウ、と。
(「ルウ、ルウ」より)
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◎Contents
ⅰ 鐘
青を希う
シベリアン・スカイ
橇と龍
アコーディオン・ソング
神楽坂の記憶を
舟の言葉
ⅱ 十夜の、晴れ間
ルウ、ルウ
図書館で借り出した翅を
大気圏について
瀕死の青空とつながっている
摘むことと漂流すること
花/エイデュリア
舟の言葉**
ⅲ 路上の薄陽という秋
コロニアグエル
装画:有坂ゆかり
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:思潮社
□date of issue:2014年 初版
□size:21x14.3cm
□page:102
□condition:経年なり・普通 カバースレ少傷み
★著者署名入り
» 詩歌・その他
https://narda.thebase.in/categories/1326667
鮮烈なもの、あふれるもの、託したもの、よ──17篇の〝窓〟のはて、かけがえのない都市の鼓動を聴く。(帯文より)
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わたしは走らない、ただ光を跳ぼうとした。非常階段の錆は展翅されたまま、雑居ビル群の谷の虚ろでしきりとざらついて、掻き消える、……鎖された暗い窓が翻りたくて、鳴く、ルウ、ルウ、と。
(「ルウ、ルウ」より)
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◎Contents
ⅰ 鐘
青を希う
シベリアン・スカイ
橇と龍
アコーディオン・ソング
神楽坂の記憶を
舟の言葉
ⅱ 十夜の、晴れ間
ルウ、ルウ
図書館で借り出した翅を
大気圏について
瀕死の青空とつながっている
摘むことと漂流すること
花/エイデュリア
舟の言葉**
ⅲ 路上の薄陽という秋
コロニアグエル
装画:有坂ゆかり
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:思潮社
□date of issue:2014年 初版
□size:21x14.3cm
□page:102
□condition:経年なり・普通 カバースレ少傷み
★著者署名入り
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