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歌集 ローマで犬だった(石井辰彦 著)
詩誌『るしおる』、石井辰彦・小池昌代・四方田犬彦、の3名による越境的文芸誌『三蔵2』に掲載された1250首の短歌を12章におさめ、一篇の詩としても読めるように構成した歌集。
1970年代から前衛短歌の最前線を疾走してきた著者が、21世紀初頭に創作した意欲作。歌集と注釈本の2冊を秩で包み、函におさめた凝った装本となっている。
──熟み果てた詩歌の郷土を捨て、交響する言葉の煉獄をめぐる孤独な旅人の声(帯文より)
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清冽な水に涵せば人間の足にも翼ある、かの、ごとし
つくづくと足を見る。ああ、泥棒の神さまのサンダルが履けたら
──肉刺だらけのよろめく足、と歌う友あり。われらみな永遠の旅客
(water)and(stones)より
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◎Contents
(departure)and(arrival)
(地下鉄)と(ローマ)
(奴隷船)と(墓地)
(北の砦)と(南の砦)
(踊る男)と(着飾る男)
(water)and(stones)
(弥撒)と(晩餐)
(グールドを聴きながら)(ダンテを読んで)
(………)と(───)
(雪月花)あるいは(intermezzi)
(わたくし)と言ひ(ぼく)とも言ふ
(さへも)と(せよ)
装幀:白井敬尚
絶版または版元品切れ
ハードカバー/ソフトカバー 函 秩 帯あり
□publisher:書肆山田
□date of issue:2013年 初版
□size:27x19.5cm
□page:80/24
□condition:経年なり・良好 裏見返しラベル剥がし跡
★帯破れ(写真7枚目)
» 詩歌・その他
https://narda.thebase.in/categories/1326667
1970年代から前衛短歌の最前線を疾走してきた著者が、21世紀初頭に創作した意欲作。歌集と注釈本の2冊を秩で包み、函におさめた凝った装本となっている。
──熟み果てた詩歌の郷土を捨て、交響する言葉の煉獄をめぐる孤独な旅人の声(帯文より)
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清冽な水に涵せば人間の足にも翼ある、かの、ごとし
つくづくと足を見る。ああ、泥棒の神さまのサンダルが履けたら
──肉刺だらけのよろめく足、と歌う友あり。われらみな永遠の旅客
(water)and(stones)より
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◎Contents
(departure)and(arrival)
(地下鉄)と(ローマ)
(奴隷船)と(墓地)
(北の砦)と(南の砦)
(踊る男)と(着飾る男)
(water)and(stones)
(弥撒)と(晩餐)
(グールドを聴きながら)(ダンテを読んで)
(………)と(───)
(雪月花)あるいは(intermezzi)
(わたくし)と言ひ(ぼく)とも言ふ
(さへも)と(せよ)
装幀:白井敬尚
絶版または版元品切れ
ハードカバー/ソフトカバー 函 秩 帯あり
□publisher:書肆山田
□date of issue:2013年 初版
□size:27x19.5cm
□page:80/24
□condition:経年なり・良好 裏見返しラベル剥がし跡
★帯破れ(写真7枚目)
» 詩歌・その他
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