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女館(有吉佐和子 著・町春草 装幀)

女館(有吉佐和子 著・町春草 装幀)
☆2025.1.30 再掲
ある男が、生まれながらに霊感を宿した少女を、紀州の山村から東京へと連れ出し、古びた屋敷に住まわせる。男は、少女を「教祖」に仕立て上げる計画を描いていた。

少女には、物腰やわらかな老女がかしずいている。そこに、占い師あがりの臈たけた独身女性が加わり、妖しげな空気を濃くした「女館」で、愛と欲望うずまく物語が進行してゆく──。

戦後の新興宗教のブームを背景として、有吉佐和子のストーリーテリングの技が冴えわたる。女性誌『二人自身』に連載された長編小説の単行本化。
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「東京で、何をするんです」
「大きな家がみつかります。暗い家です。古い家です。あなたはそこで、七年間暮らすでしょう。沢山の人が集まります」
「そこで僕は何をやるんですか」
「あなたがやりたいと思っていることをやるでしょう。それは成功します」
「いったい僕は何をやりたいんですか?
 少女は再び静かに合掌し、それから涼しい目を瞠き、あどけない口調で、だがはっきりと答えた。
「わかりません」

(「本文」より)
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絶版または版元品切れ
ハードカバー 函あり
□publisher:講談社
□date of issue:1965年 初版
□size:20.2x14.2cm
□page:248
□condition:経年なり・普通 函スレ汚れ経年シミ 背ヤケ
扉ページに蔵書印 P21少キレ P54汚れ(写真4枚目)
帯傷み裏に補修あり 

» 小説
https://narda.thebase.in/categories/1326662
¥2,400 SOLD OUT

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