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或る客間での物語(宇野千代 著)
宇野千代が昭和11年に自ら創立したスタイル社から、戦前に刊行された作品集。小説三篇・随筆二十篇を収録。
表題作「或る客間での物語」は、個性的な女流庭球選手、洋画家たちとの軽妙なやりとりを短篇小説に仕立て上げた作品。
随筆では、林芙美子、三好達治、川端康成、ターキー(水の江瀧子)との交流、映画・芝居・読書についての覚書、日常の機微などが、気持ちの動きに素直にそった、のびやかな文章で綴られている。
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スタイル社の『お洒落訪問』のあとにくつついて、牛込のターキー邸を訪問したのは、今年の春、始めてターキーに會ひました。會つて、ほんたうに吃驚しました。こんなにさつぱりした、氣持の好い人つてあるだらうかととても感嘆して了つたんです。
(「ターキーのこと」より)
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◎Contents
▶︎小説
或る客間での物語
女の手紙
デベよおいで(童話)
▶︎随筆
母性の發見
幸福を知る才能
困つたお正月
親しい仲
花日記
田舎日記
家を持つてゐる女
結婚生活とはどういふものかといふこと
私の好きな本
猫
歸京記
牧野さんのこと
林芙美子さん
ターキーのこと
映画「綴方教室」を見て
花柳の御隠居さん
表面的な演技
くれなゐ
三好達治さんへの手紙
仔犬
装幀:阿部金剛
絶版または版元品切れ
ハードカバー
□publisher:スタイル社
□date of issue:1941年初版
□size:21.5x15.2cm
□page:220
□condition:経年なり・可 表紙ヤケスレ汚れ傷み
経年シミ 三方ヤケ 表裏見返し 綴じ部分にキレ
★カバーなし・裸本
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
表題作「或る客間での物語」は、個性的な女流庭球選手、洋画家たちとの軽妙なやりとりを短篇小説に仕立て上げた作品。
随筆では、林芙美子、三好達治、川端康成、ターキー(水の江瀧子)との交流、映画・芝居・読書についての覚書、日常の機微などが、気持ちの動きに素直にそった、のびやかな文章で綴られている。
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スタイル社の『お洒落訪問』のあとにくつついて、牛込のターキー邸を訪問したのは、今年の春、始めてターキーに會ひました。會つて、ほんたうに吃驚しました。こんなにさつぱりした、氣持の好い人つてあるだらうかととても感嘆して了つたんです。
(「ターキーのこと」より)
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◎Contents
▶︎小説
或る客間での物語
女の手紙
デベよおいで(童話)
▶︎随筆
母性の發見
幸福を知る才能
困つたお正月
親しい仲
花日記
田舎日記
家を持つてゐる女
結婚生活とはどういふものかといふこと
私の好きな本
猫
歸京記
牧野さんのこと
林芙美子さん
ターキーのこと
映画「綴方教室」を見て
花柳の御隠居さん
表面的な演技
くれなゐ
三好達治さんへの手紙
仔犬
装幀:阿部金剛
絶版または版元品切れ
ハードカバー
□publisher:スタイル社
□date of issue:1941年初版
□size:21.5x15.2cm
□page:220
□condition:経年なり・可 表紙ヤケスレ汚れ傷み
経年シミ 三方ヤケ 表裏見返し 綴じ部分にキレ
★カバーなし・裸本
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