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美と共同体と東大闘争(三島由紀夫、東大全共闘)
1969年5月13日、超満員の東大教養学部で開催された、三島由紀夫と全共闘による伝説の討論会の全記録。
自我と肉体、暴力の是非、政治と文学、観念と現実における美……両者が互いの存在理由をめぐって、激しく、真摯に議論を闘わせた貴重なドキュメント。
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三島 言葉は言葉を呼んで、翼をもってこの部屋の中を飛び廻ったんです。この言霊がどっかにどんなふうに残るか知りませんが、私がその言葉を、言霊をとにかくここに残して私は去っていきます。
そして私は諸君らの熱情は信じます。これだけは信じます。ほかのものは一切信じないとしても、これだけは信じるということはわかっていただきたい。
(「われわれはやはり敵対しなければならぬ」より)
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◎Contents
▶︎討論 三島由紀夫vs.東大全共闘〈美と共同体と東大闘争〉
目の中の不安
自我と肉体
他者の存在とは?
自然的人間
階級闘争と〈自然〉に帰る闘い
ゲームあるいは遊戯における時間と空間
持続と関係づけの論理
天皇と民衆をつなぐメンタリティ
〈過去・現在・未来〉の考え方
観念と現実における〈美〉
天皇とフリー・セックスと神人分離の思想
ものとことばと芸術の限界
〈天皇・三島・全共闘〉という名前について
われわれはやはり敵対しなければならぬ
▶︎討論を終えて
三島由紀夫
砂漠の住民への論理的弔辞
東大全共闘
三島由紀夫と我々の立場─禁忌との決別─
あるデマゴコスの敗北
時間持続と空間創出
ソフトカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:角川文庫
□date of issue:2020年14版(2000年 初版)
□size:15x10.5cm
□page:173
□condition:経年なり・良好
» 評伝・ノンフィクション
https://narda.thebase.in/categories/1326666
自我と肉体、暴力の是非、政治と文学、観念と現実における美……両者が互いの存在理由をめぐって、激しく、真摯に議論を闘わせた貴重なドキュメント。
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三島 言葉は言葉を呼んで、翼をもってこの部屋の中を飛び廻ったんです。この言霊がどっかにどんなふうに残るか知りませんが、私がその言葉を、言霊をとにかくここに残して私は去っていきます。
そして私は諸君らの熱情は信じます。これだけは信じます。ほかのものは一切信じないとしても、これだけは信じるということはわかっていただきたい。
(「われわれはやはり敵対しなければならぬ」より)
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◎Contents
▶︎討論 三島由紀夫vs.東大全共闘〈美と共同体と東大闘争〉
目の中の不安
自我と肉体
他者の存在とは?
自然的人間
階級闘争と〈自然〉に帰る闘い
ゲームあるいは遊戯における時間と空間
持続と関係づけの論理
天皇と民衆をつなぐメンタリティ
〈過去・現在・未来〉の考え方
観念と現実における〈美〉
天皇とフリー・セックスと神人分離の思想
ものとことばと芸術の限界
〈天皇・三島・全共闘〉という名前について
われわれはやはり敵対しなければならぬ
▶︎討論を終えて
三島由紀夫
砂漠の住民への論理的弔辞
東大全共闘
三島由紀夫と我々の立場─禁忌との決別─
あるデマゴコスの敗北
時間持続と空間創出
ソフトカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:角川文庫
□date of issue:2020年14版(2000年 初版)
□size:15x10.5cm
□page:173
□condition:経年なり・良好
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